画像は、小型カナ入りはがき1銭ロ。
綺麗な四日市の記番印以外には、特になにもない普通の使用例です。
極めて普通のマテリアルなのですが、丁寧に見ていたら「あれれ・・・」と思うことが一点ありました。
それが下の画像です。
赤丸に注目してください。
左の唐草線の上から三番目の模様内の線が一本だけ異常に長くて、彫刻師がウッカリ手を滑らせて、長くしてしまったような感じに見えます。
手元の「ロ」を調べてみると、他にこのような特徴を持ったものはありませんでした。
こういうのは、数を見てみないとどうにもならないことなのですが、もし、お手元に「ロ」をお持ちの方がいらっしゃいましたら、一度ご確認をお願いいたします。