皆さんもご存知のように『東海郵趣』が休刊になりました。下の画像は第一次『東海郵趣』創刊号からの合本。 この第一次『東海郵趣』には、時の郵便史のリーダー的な存在であった中尾雄三、服部静夫、墨人堂こと江崎恵海、裏田稔をはじめ…
月: 2020年3月
フランス・種まき10サンチーム
画像は、フランスの種まきシリーズから、カメオ10サンチームで駄物中の駄物の使用例。 パケットの材料としてよく入っていた、このカメオ10サンチーム切手もいつの間にかクラシックの仲間入り。 発行は1906年で、タイプ1〜3が…
円単位立山航空85円
立山航空切手は、子供の頃は憧れの切手の一つ。図案といい、大形サイズといい、しかもカタログ値が高くて子供心を多いにくすぐったものでした。 じゃあ、大人になってから子供心を満たすべく買いに走ったかというと、それは全くなくて、…
米国・近年の局型プリキャンセル
米国切手と言えば、プリキャンセルが一つの収集分野となっていますが、どうも昔からシックリとしない分野でもあります。プリキャンセルの楽しみ方がわかっていないからだとは思うのですが、あの画一的な局型プリキャンセルは、なおのこと…
フィンランド・1931年加刷切手
画像は、フィンランドが1931年12月2日に発行した、通常加刷切手。それまで、国内・国外ともに40pだった印刷物の基本料金が、12月1日から50pに値上げされたので、それに伴って発行されたものです。緑と言えばUPU色で印…
さくら
東京周辺では桜がけっこう咲いていますが、やっぱり3月に桜って変ですよねぇ・・・。僕が子供の頃は、入学式にちょうど桜でしたから4月8日前後が相場だったと思います。小学校は鎌倉市内だったので、鶴岡八幡宮参道の桜。そして鎌倉山…
2次円単位10円なんですが・・・
なんで手元にあるのか、よくわからない第2次円単位10円染井吉野の下半分50枚ブロック。ガタガタの不揃いの全型目打が酷いなと思いながら、ルーペを覗いているうちに気がついたのが下の画像のもの。 青丸のところをよく見ると、印面…
フランス・サビーヌ80サンチーム
画像は、フランスの現行切手(正確には現行ではありませんが)から、サビーヌの80サンチーム切手。僕は、フランスの現行切手では、このサビーヌとこれに続いて発行されたリベルテが好きですね。なにしろ、図案、凹版彫刻ともに芸術性が…
イギリス・郵便取扱数調査マーク
画像は、ワイルディング・シリーズの中から、4 1/2dの1枚貼り。Cambridge 局1959年2月9日の機械印が押され、オーストラリアへ宛てられたもの。 英連邦諸国宛の平面路便は、1959年2月9日から重量1〜2オン…
帯封・値崩れ
帯封の最難関と言われていたのが、震災5厘。小学生の時に読んだ『日本切手とその集め方』には「知られているのは2〜3通」と書かれており、妙にここだけは頭の隅にこびりつきました。 『新日本切手カタログ』時代はカバーの個別評価は…