18日の土曜日は、目白で切手バザールの日。
あいにくの小雨模様ながらも、言われていたほど気温も下がらなかったのが、まだよかったところ。
ちょうど新宿で仕事があったので、そちらは早々に片づけて14時過ぎに到着すると、こんな天気でもそこそこのお客がいて、皆さん熱心に物色したり、郵趣談義に花を咲かせています。
比べるのも変ですが、切手展ブースのような殺伐とした雰囲気ではないのがいい感じです。
椅子に座って、北欧やら鉄道やらのカバーを漁っていたら、全く予期もしない、思いもかけない方から、わざわざ挨拶をいただきました。
皆さん、『郵趣手帖』をご覧になってくださっていて、有り難いことです。
その方とは、郵趣を巡る出版界のあり方や、今後の郵趣界の展望的なことを話させていただいて、短時間でも良い話ができました。
それにしても、僕が会場に居たのがなんでわかったのでしょうかねぇ???
幾つか入手したマテリアルの1つが下の画像のもの。
ニカラグアが1890年に発行した葉書です。
見てもわかるとおり、なかなか装飾的に凝っていて、いかにもクラシック的。
印面を拡大すると、こんな感じです。
上に蒸気機関車で、下は電信機。
もちろん、蒸気機関車図案ということで入手。
この図案、実は葉書と同年に発行された通常切手シリーズ10種(公用加刷切手も入れると20種)と同じもの。
『H & G』カタログには逆刷が記録されています。