第1次新昭和1円の使用例

今年のJAPEXの展示の1つに「新昭和切手75年」ということで、4作品の展示がありました。
どれも、それぞれ特徴のあるコレクションで、楽しみながら拝見させていただきました。

下の画像は、僕の北斎1円のページからの1通。

見てのとおり、昭和33年用の年賀葉書。
昭和33年1月11日以後に差し立てる最には1円切手を加貼しなければならず、その注意書きが下部に記されています。

使用データは、「神奈川・国府津/33. 5. 12/前8-12」。
ということで、1円加貼が必要な使用時期です。

ですが、昭和33年の使用ですから、普通なら27年発行の第1次円単位か、26年の昭和透しなし。
まぁ、どんなに引っ張っても22年発行の第2次新昭和まででしょう。

ですが、貼られているのは昭和21年発行の北斎1円で、12年前の切手ですね。
文面を見ても、郵趣家便ではなくて普通の内容です。
こんな後期使用例も面白いかと、長いこと北斎1円のリーフに貼ってあります。

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