新御所トンネル

昨日は、久しぶりの都心でした。
外出自粛で3ヶ月ぶり。
来年の日本三大駅弁大会の第1回打合せ会と、講演会スライド用の写真撮影。

下の風景印は、御茶ノ水と飯田橋ということで、両方の風景印に取り入れられているのは総武・中央線。
左の御茶ノ水局は橋の右に小さく、飯田橋局は外堀沿いを走る電車が描かれています。

そんな風景印の図案となった風景を眺めつつ、撮影してきた1枚が下の画像。
御茶ノ水、飯田橋と来れば、やっぱり四ツ谷でしょう。
新宿方面行きの電車が四ツ谷駅を出発してすぐに入るトンネルで、名前は「新御所トンネル」。

鉄筋コンクリートは、明治30年代に日本に入ってきましたが、本格的に用いられるようになったのは、耐震性に優れた構造物ということで、関東大震災以後のことでした。
「新御所トンネル」は、大正15年に着工し、昭和4年に完成しました。
それまでのトンネルは煉瓦積みなので断面がアーチ形でしたが、「新御所トンネル」は、ボックス・ラーメン・フレーム構造という断面箱形の革新的な工法で作られた、歴史的に重要なトンネルなのです。

浅草で行われるジャペックスやスタンプショウに行かれる際に、東京メトロ銀座線を利用する方も多いと思います。
銀座線と言えば、日本で最初の地下鉄として有名ですが、銀座線も同様な工法で作られています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *