はがきの書留便

今、郵便局の窓口ではがきを差し出し「書留で」なんて言うと、窓口氏はきっと「???」みたいな顔をするでしょう。

画像は、菊青枠はがきの書留使用例。
1 1/2銭はがきに菊切手1銭1枚と3銭2枚を貼ったもので、切手分が書留料金に相当しています。
このはがき、なんで書留なのかと文面を読むと、ある会社の株の配当金通知でした。
今なら、わざわざ書留にしなくてもと思いますが、本使用例の明治37年当時ではこれが普通だったのかもしれません。
そう言えば、はがきの書留便には金関係の文面が圧倒的に多いですね。

はがきの書留便というのは、はがき全体から見れば極めて少数の使用例なのですが、その中では菊はがきは比較的見る機会が多いと思います。

それで、今欲しいのは小判はがきの書留便。
消印は丸一印じゃなくて、二重丸印で抹消されたのが欲しいですねぇ。

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