軍事航空便の逓送日数

2020年2月27日 日本郵便史
画像は、日中戦争に派遣された部隊の兵士から、金沢市宛に航空便で送られた軍事郵便。航空便料金の30銭が貼付され「第六一野戦/15.7.23」の消印で抹消されています。この時期の第六一野戦局は黄陂に所在していましたが、この黄陂というのは今話題の武漢の一画に位置しています。 そして裏面を見れば、ちゃんと金…

ルボン砲兵大尉の軍事郵便カバー

2020年2月25日 郵趣史
1ページに10通のカバーが重ね貼りされたオークションカタログ。その中に、ヒッソリと隠れるように名品が・・・。 1981年4月5日に東京で開催された Richard Wolffers オークション。カタログには明記されていませんでしたが、在日外国局の郵便史家であり、日本初期切手の収集家として、またIS…

ネパール・初期のはがき

久しぶりのネパールです。画像はネパール最初のはがきで、1887年の発行。 このはがき、H & G カタログでは18種に分類されているのですが、専門分類ではもっと多くて23種に分類されています。 その分類基準になるのが、画像の1から5の部分。テキスト部分に何が書いてあるのか、わかりませんよね。…

第4次ローマ字入り500円カラーマーク

2020年2月23日 日本切手
昨日に続いてカラーマークの話し。僕は基本的に外国切手の収集家なので、日本切手を真面目に体系的に集めているわけでないことは、このブログをお読みの方ならお解りかと思います。 ということで、通常切手のカラーマークも特に気にしているわけではないので、気が向いた時に郵便局で買う程度。そんなカラーマークがストッ…

新年賀切手発行50年

2020年2月22日 日本切手
画像は、平成10年に発行された「新年賀切手発行50年記念」切手を収めた、ボストークの図入りリーフ。早いもので、この切手でさえ20年以上も前の発行なのですからオドロキです。こっちだってジジイになって当たり前・・・。 ところで、この切手8枚構成の小型シート形式で発行されたものですが、見てのとおり、図入り…

琵琶湖汽船便

2020年2月21日 日本郵便史
画像は、大津発、今津宛の小判はがき。数年前のスタンプショウで、琵琶湖沿岸便というわけで購入したものです。 大津の大形ボタ印は、明治19年3月18日へ便で、今津の配達印は19日い便です。 大津は、琵琶湖運輸の一番重要な基地的な位置づけで、特に北陸から下りてくる鉄道との結節点である長浜との間はメインルー…

『ゼンフ』カタログ

2020年2月18日 文献
ドイツで世界カタログといえば『ミッヘル』。詳しい記述で、図版も豊富なことから日本でも愛用者は多いと思います。 実は、戦前のドイツでは『ミッヘル』の他に、『ゼンフ』というカタログが発行されていました。僕の手元のは、この2種類のカタログが揃っているのですが、比べてみると『ミッヘル』は通り一遍のプライスリ…

セント・ビンセント6ペンス

2020年2月17日 外国切手
画像は、セント・ビンセントが1862年に発行した6ペンス切手。ギボンズ・カタログで言うところの4番です。 左辺が僅かにタッチしたコンディションですが、セント・ビンセントのクラシック切手としては、これでも良い状態に入ります。この切手の右辺下部を見ると、ちょこっとだけ隣の切手が見えますが、画像からでもガ…

はがきの書留便

今、郵便局の窓口ではがきを差し出し「書留で」なんて言うと、窓口氏はきっと「???」みたいな顔をするでしょう。 画像は、菊青枠はがきの書留使用例。1 1/2銭はがきに菊切手1銭1枚と3銭2枚を貼ったもので、切手分が書留料金に相当しています。このはがき、なんで書留なのかと文面を読むと、ある会社の株の配当…

『税済印を使用した明治時代の郵便制度』

2020年2月15日 文献
永冨氏の著作は、これまでにも当ブログで何回かご紹介してきましたが、本書は昨年のJAPEX出品作品の作品集です。 JAPEX会場で本作品に出会った時には、非常に興味深い内容であったにも関わらず、立ったままで多くの書き込みを全て読むには辛く、要所要所のみを拝見したに留まっていました。 今回、その作品がカ…