もうすぐ全日展ですが、以前の会場だった旧逓信総合博物館の跡地は、大手町プレイスタワーという高層ビルに様変わり。あの土地は、他の多くの丸ノ内のビル群と同じで、時代とともに大きく変わってきました。 下の地図は明治16年測図、…
ネパール・Sri Pashupatiシリーズの製版
ネパールのセカンドシリーズである “Sri Pashupati” シリーズは、これまでにも全日展やJapexで何度となく展示をしているので、ご記憶の方もいらっしゃると思います。最初の発行は1907…
琉球・米貨単位暫定の使用例
昨日に続いて、米貨単位暫定切手ですが、今日はその使用例。下のリーフは、極めて一般的な私製葉書の使用例です。当時の内国葉書は1 1/2セントだったのですが、このシリーズではそれに対応する額面は発行されていません。ですから、…
琉球・米貨単位暫定1/2セント
琉球の米貨単位暫定シリーズの楽しみは、やっぱりプレーティング。きっちりとプレーティングできると、なんかスッキリして気持ちがいいもの。 まぁ、それでも100パーセントできるわけありませんから、不明なものはストックリーフの中…
ハンガリー・スタンプレスカバー
久しぶりのハンガリーのスタンプレスカバーです。 一番上に、タイプAの “Schemniz” の差立印。この局は現在のスロバキアに所在します。これだけでは使用年がわからないので、カバーを開いて内容を…
5円おしどりのスクリーン
ちょいと用があったので『郵趣』の旧号を見ていたら、こんな記事を見つけました。村田守保氏による「5円おしどり切手の版別」。1963年ですから昭和38年の3月号。 村田氏と言えば誰もがすぐに思い浮かべるのが、日本切手のゼネラ…
『田中寛さんの愛した 赤二の丸一型日付印』
画像の書籍が本日到着。 田中寛氏と言えば、誰もが知る丸一印の大御所。その大御所の整理用リーフが、国別に並んだ状態でズラリと見ることができます。 まぁ、とにかくスゴイですね。新小判の赤2銭のみで構成されているのですから、そ…
ハンガリーの消印タイプFサブタイプx2sv1
ハンガリーの消印タイプは、種類が豊富かつ複雑な大系を持っていますが、このタイプFは最も大きなグループを形成しています。 単円内に局名、日付を持つところは先に紹介したタイプEと同じですが、それに年号が加わった型式。1867…
桜和紙カナ無し2銭黄の5枚貼り
四代目のブログでお見せしたことがある、下のカバー。書留の3倍重量便で10銭です。このカバー、封筒も切手も状態がイマイチ(イマニかも)なのですが、自慢できる点が2つ。 1つは、縦5枚貼りというところで、手彫切手はご存知の通…
桜和紙カナ無し2銭黄
画像の桜和紙カナ無し2銭切手、僕が初めて入手した手彫切手数枚の中の1枚。まだ、『フィラテリスト』時代のJPSオークションです。下耳付きで、センターもまずまず。そして明治6年9月の消印が気に入って札を入れたと思います。 和…