画像は、和田商店と並んで日本の切手商の草分け的な存在であった小早川商会が差し立てた使用例。印刷物なので、価格表を送ったものかも知れません。 消印データは、横浜局の欧文印で1912年10月17日ですから、大正元年。 小早川…
トラバンコール
もう何年も放置状態のトラバンコール。「そういえば、こんなの集めていたっけ」って感じです。 画像は、1889年発行の通常切手シリーズから額面1chuckram。トラバンコールの切手は、バラエティが非常に多いので集めるには魅…
昭和白紙3銭・第4種便
先日、昭和白紙3銭貼りの帯封をご覧に入れましたが、アルバムを見ていたらこんなのがありました。同じ第4種便でも、こちらは書籍の見本を送ったもの。 書籍見本ですから、大形封筒にチョコンと1枚だけ貼ってあります。景気が悪いカバ…
サンフィラオークション・旧韓国
旧韓国を扱った売り立てとしては、金井スタンプが開催した1979年4月のコレイヴォ・パート3に続く大きなセールだったと思いますし、旧韓国のみで独立した売り立てとしては最初のものだと思います。 豊富な写真版にリストされた全4…
第2次新昭和・35銭
35という額面数字だけの実用本位のつまらない切手。たぶん多くの皆さんは、このような印象をお持ちのことだと思います。もちろん僕も、以前はそのように思っていました。 この切手、印刷方式が輪転印刷と平面印刷の2種類あるのですが…
南方占領地入門
僕が、南方占領地切手のカタログコレクションに本腰を入れ始めたのは、たぶん1980年代中頃だと思います。もちろん、それ以前からボツボツと集めてはいましたが、それは気まぐれに入手していたにすぎません。 その頃、南方占領地切手…
第1次新昭和・15銭
第1次新昭和切手の前島15銭には、これまでに多くのバラエティが報告されていて、塔30銭と並んで興味深い切手と言えます。 下の画像は、第4コーナーの8枚ブロック。同じ第4コーナーの切手でも銘版が入っていると人気があるので、…
第1次昭和・航研機
第1次昭和切手12銭航研機のリーフから使用済単片を1枚。いわゆるチョロ消しってやつで、多くの方は「なんで、こんな切手を貼ってるの」と思われると思いますが、この画像を見て「ほー」と思ってくださる方は、昭和切手ツウか日本切手…
オーストリア・建造物シリーズ
先週は十数年ぶりにひいた風邪で、1週間なにも手付かずでエライ目にあいました。やっと徐々に復調してきた感じです。それにしても家内と二人きりの生活で、二人揃ってベッドでゲホゲホしながら寝込んでいる姿は、ある意味マンガ的ではあ…
昭和白紙3銭
昭和白紙切手は、うっかりしていると、その存在を自体を忘れてしまいそうになる、なんとも中途半端な切手だと思う。まぁ、発行自体が第1次昭和切手発行までの中継ぎみたいなものだから、それも仕方ない。 画像は、その昭和白紙3銭を貼…