1ページに10通のカバーが重ね貼りされたオークションカタログ。その中に、ヒッソリと隠れるように名品が・・・。 1981年4月5日に東京で開催された Richard Wolffers オークション。カタログには明記されてい…
ネパール・初期のはがき
久しぶりのネパールです。画像はネパール最初のはがきで、1887年の発行。 このはがき、H & G カタログでは18種に分類されているのですが、専門分類ではもっと多くて23種に分類されています。 その分類基準になる…
第4次ローマ字入り500円カラーマーク
昨日に続いてカラーマークの話し。僕は基本的に外国切手の収集家なので、日本切手を真面目に体系的に集めているわけでないことは、このブログをお読みの方ならお解りかと思います。 ということで、通常切手のカラーマークも特に気にして…
新年賀切手発行50年
画像は、平成10年に発行された「新年賀切手発行50年記念」切手を収めた、ボストークの図入りリーフ。早いもので、この切手でさえ20年以上も前の発行なのですからオドロキです。こっちだってジジイになって当たり前・・・。 ところ…
琵琶湖汽船便
画像は、大津発、今津宛の小判はがき。数年前のスタンプショウで、琵琶湖沿岸便というわけで購入したものです。 大津の大形ボタ印は、明治19年3月18日へ便で、今津の配達印は19日い便です。 大津は、琵琶湖運輸の一番重要な基地…
『ゼンフ』カタログ
ドイツで世界カタログといえば『ミッヘル』。詳しい記述で、図版も豊富なことから日本でも愛用者は多いと思います。 実は、戦前のドイツでは『ミッヘル』の他に、『ゼンフ』というカタログが発行されていました。僕の手元のは、この2種…
セント・ビンセント6ペンス
画像は、セント・ビンセントが1862年に発行した6ペンス切手。ギボンズ・カタログで言うところの4番です。 左辺が僅かにタッチしたコンディションですが、セント・ビンセントのクラシック切手としては、これでも良い状態に入ります…
はがきの書留便
今、郵便局の窓口ではがきを差し出し「書留で」なんて言うと、窓口氏はきっと「???」みたいな顔をするでしょう。 画像は、菊青枠はがきの書留使用例。1 1/2銭はがきに菊切手1銭1枚と3銭2枚を貼ったもので、切手分が書留料金…
『税済印を使用した明治時代の郵便制度』
永冨氏の著作は、これまでにも当ブログで何回かご紹介してきましたが、本書は昨年のJAPEX出品作品の作品集です。 JAPEX会場で本作品に出会った時には、非常に興味深い内容であったにも関わらず、立ったままで多くの書き込みを…
西ドイツ・城と館50pf
画像は、西ドイツが1977年から発行を始めた「城と館シリーズ」から額面50pf。各国の通常切手を、安価に集められる使用済で収集している中からの1リーフです。 このシリーズの発行形態は、基本的にはコイルと切手帳の2種類。こ…