戦前の郵趣界のことを調べる基本文献の一つが『切手趣味』のバックナンバー。『郵楽』とともに興味深い記事が多く、なかなか有益です。その『切手趣味』第12巻1・2号(昭和10年7・8月)に、興味深い表題の記事が掲載されています…
『FINDS』252号
JPS北欧切手研究会の機関誌『FINDS』252号が到着。内容は、デンマークが1本にフィンランド関係が3本。伝統郵趣の切手解説、テーマチク、紀行文と多彩な内容です。 自分としては、収集にも関心が深い伝統郵趣の解説が最も興…
汽車の時刻
ステーショナリーの仮貼りリーフに、果てしなく昔から放置状態の小判葉書。なんで入手したのかもさっぱり覚えていないのですが、状況的に見るとたぶん「横浜」の停車場印じゃないかと思います。もちろん、珍しいわけではなくて沢山ありま…
在カトマンズ英領インド局
ネパールは、長いことUPUに未加盟だったので、ネパール切手を貼って海外に郵便を差し立てることができませんでした。唯一の例外は、1937年にインドと結んだ取決めにより、インド宛のみネパール切手が通用するだけ。 ネパールの近…
乃木2銭の平台印刷
画像は、乃木2銭のアルバムから平台印刷のページ。はなはだ大雑把で見苦しいリーフですが、個々のマテリアルが大きな塊なので仕方がありません。 上段左は、初期印刷のなかなか奇麗な仕上がりで、平台印刷のトップには欠かせない1枚。…
スウェーデン・ストックホルミア86 1次切手帳
ストックホルミア86。・郵便創始350年・スウェーデン郵趣協会創立100年・オスカー2世切手発行100年の三つを記念して開催された国際切手展でした。そのため、かなりの力の入れようで3年前の1983年から記念切手の発行を始…
種まき・チェコスロバキア宛
画像は、1925年3月14日にフランス東部、ドイツやスイス国境に近いミュールズから、チャコスロバキアに送られたカバー。 貼付切手は、タイプ3の20サンチーム切手が5枚と、同じくタイプ3の25サンチーム切手が2枚で、合計は…
旧小判10銭の重量書留便
以前に作ったリーフを眺めていたら重大ミスを発見。なんと、消印データが全く違うじゃありませんか!たぶん、リーフのデータを使い回しているうちに、データの入れ直しを忘れて前のままになってしまったのだと思います。手書きのリーフで…
南方占領地ビルマ・農耕1アンナ
南方占領地の正刷切手の中で、昔から好きな切手がビルマの農耕切手。なぜなら、やれ「独立だ」「国家建設だ」「英雄だ」と言うような感じの正刷切手が多い中で、素朴で牧歌的な感じがする農耕切手を見ていると、占領地切手でありながら、…
隠岐国・丸一印初期の使用例
このカバー、「四代目郵趣手帖」で紹介したことがあるのですが、その時は仮貼り状態だったのを、やっと正式なリーフに整理して、めでたく小判切手のバインダーに収まりました。入手後、5、6年(もっとかも・・・)は放ったらかし状態だ…