画像は、1977年12月17日発行のサビーヌ・シリーズ最初の切手から1フラン。同じ日に郵便料金改正があり、それと同時に通常切手シリーズも新シリーズへと代わったわけです。 この頃のフランスは経済状態がよろしくなかったので、…
郵便線路としての九十九里鉄道
国立公文書館に、『鉄道省文書』と呼ばれる文書群が収蔵されています。これは鉄道省と全国の私鉄各社との間でやりとりされた、申請や許認可事項を中心とした公文書をまとめた簿冊で、明治から戦後までの膨大な量が保管されています。仕事…
『東海郵趣』
皆さんもご存知のように『東海郵趣』が休刊になりました。下の画像は第一次『東海郵趣』創刊号からの合本。 この第一次『東海郵趣』には、時の郵便史のリーダー的な存在であった中尾雄三、服部静夫、墨人堂こと江崎恵海、裏田稔をはじめ…
フランス・種まき10サンチーム
画像は、フランスの種まきシリーズから、カメオ10サンチームで駄物中の駄物の使用例。 パケットの材料としてよく入っていた、このカメオ10サンチーム切手もいつの間にかクラシックの仲間入り。 発行は1906年で、タイプ1〜3が…
円単位立山航空85円
立山航空切手は、子供の頃は憧れの切手の一つ。図案といい、大形サイズといい、しかもカタログ値が高くて子供心を多いにくすぐったものでした。 じゃあ、大人になってから子供心を満たすべく買いに走ったかというと、それは全くなくて、…
米国・近年の局型プリキャンセル
米国切手と言えば、プリキャンセルが一つの収集分野となっていますが、どうも昔からシックリとしない分野でもあります。プリキャンセルの楽しみ方がわかっていないからだとは思うのですが、あの画一的な局型プリキャンセルは、なおのこと…
フィンランド・1931年加刷切手
画像は、フィンランドが1931年12月2日に発行した、通常加刷切手。それまで、国内・国外ともに40pだった印刷物の基本料金が、12月1日から50pに値上げされたので、それに伴って発行されたものです。緑と言えばUPU色で印…
さくら
東京周辺では桜がけっこう咲いていますが、やっぱり3月に桜って変ですよねぇ・・・。僕が子供の頃は、入学式にちょうど桜でしたから4月8日前後が相場だったと思います。小学校は鎌倉市内だったので、鶴岡八幡宮参道の桜。そして鎌倉山…
2次円単位10円なんですが・・・
なんで手元にあるのか、よくわからない第2次円単位10円染井吉野の下半分50枚ブロック。ガタガタの不揃いの全型目打が酷いなと思いながら、ルーペを覗いているうちに気がついたのが下の画像のもの。 青丸のところをよく見ると、印面…
フランス・サビーヌ80サンチーム
画像は、フランスの現行切手(正確には現行ではありませんが)から、サビーヌの80サンチーム切手。僕は、フランスの現行切手では、このサビーヌとこれに続いて発行されたリベルテが好きですね。なにしろ、図案、凹版彫刻ともに芸術性が…