画像は、小型カナ入りはがき1銭ロ。綺麗な四日市の記番印以外には、特になにもない普通の使用例です。 極めて普通のマテリアルなのですが、丁寧に見ていたら「あれれ・・・」と思うことが一点ありました。それが下の画像です。 赤丸に…
カテゴリー: 日本ステーショナリー
はがきの書留便
今、郵便局の窓口ではがきを差し出し「書留で」なんて言うと、窓口氏はきっと「???」みたいな顔をするでしょう。 画像は、菊青枠はがきの書留使用例。1 1/2銭はがきに菊切手1銭1枚と3銭2枚を貼ったもので、切手分が書留料金…
小判型封緘はがき
画像は、大正7年から発行が始まった小判型封緘はがき。地味な存在の封緘はがきの中でも、特に地味な存在なので人気が全くなくて、多くの人が未使用は1枚だけ入手して、上がりにしているのではないかと思います。 この封緘はがきの着目…
刷色改正旧議事堂はがきの年賀使用例
昭和23年9月10日発行の旧議事堂はがき2円は、濃い紫色の刷色で発行されましたが、消印の印色との関係から、25年6月1日にうすい緑青色へと刷色が変えられています。この2円はがき料金は、昭和26年10月31日まで続きますが…
定時印刷物帯紙
余りにも地味な存在の定時印刷物帯紙。まぁ、知らない人がほとんどだと思いますが、明治17年4月29日の発行で、時は小判切手や小判はがきの時代ですから、なんとはなく似た感じがします。 この帯紙、古い文献を遡っていろいろと見て…
点なし楠公はがき・台湾使用例
昨日、何気なく『組合カタログ』を見ていたら、気がつきました。なんと、まぁ、来年で「楠公はがき」が発行されて90年!とすると、当たり前ですが、あと10年でクラシックの仲間入りですね。 下の画像は、その「楠公はがき」の第一弾…