『ミッヘル鉄道切手カタログ』が到着。1032ページの中に、『ミッヘル』特有の細かいリストがギッシリ。老眼ながらも、いまだに眼鏡をかけていない自分にとっては、かなり辛いものがあります。 このカタログ、セット物の中に1枚でも…
カテゴリー: 文献
『風景印百科2021』関東・甲信越編
昨日届いた『風景印百科2021』関東・甲信越編。書名こそ異なりますが『新・風景スタンプ集』の改訂版と言えます。前回の出版が2012年でしたから、9年振りの改訂なのですが、気持ち的には「まだ、それしか経っていなかったっけ?…
『ゼンフ』ステショナリーカタログ
戦前の世界切手カタログと言えば、『ゼンフ』が最も権威有るカタログとして、日本にもそれなりの冊数が輸入されていました。 今日、何気に書庫の片隅を見ていて見つけたのが、同じ『ゼンフ』でもステショナリーカタログ。切手カタログの…
『八州の郵便印』合本
以前にも紹介したことがある『八州の郵便印』。元々は田辺卓躬氏が『郵話』『JPC-UWA』『JPC』に、別刷りの付録として77回に分けて発行されたもので、関八州の基本文献として今でも貴重な資料となっています。僕は、この方面…
「拇太消印の話」
昭和14〜18年の『郵便切手』誌に、41回の長期に渡って連載された吉田一郎氏による「拇太消印の話」は、戦前のボタ印研究の到達点を示す解説として、今でも基本文献の一つに上げられます。 氏の定義する「拇太消印」とは無声印全体…
震災切手の原版について
今日は、関東大震災の日。大正12年ですから、今から97年前のこと。僕が子供の頃は「震災記念日」という言葉が普通に使われていましたが、最近はほとんど聞かなくなりました。 震災関係の文献というと、1 広田芳久「震災切手の研究…
私の外国切手カタログ入門
外国切手を集めていれば、当たり前ですけど外国切手カタログが絶対に必要になります。それで、僕がいつ頃からそれを意識しだしたのかは覚えていませんが、そのきっかけになったのは、子供向けの名著『切手集め大作戦』を読んだ時なので、…
「フェラリー、コレクションの競売」『郵楽』第8巻1・2合併号
大正10年8月発行の『郵楽』第8巻1・2合併号に掲載された、「フェラリー、コレクションの競売」という報文。執筆者は、後に自らも郵趣雑誌を刊行することになる大柴峯吉。大柴は、郵趣関係の様々な記事を残していますが、本文は恐ら…
『明治時代の鉱山局』
昨日『明治時代の鉱山局』が到着。 本書のベースは、フリースタイルのワンフレーム作品。いつもながら、わかりやすく、センスのよい作品にまとまっているので、リーフに引き込まれます。 それにしても、鉱山関係の局がこんなにあるとは…
「日清及日露戦役前後の日本の切手界を語る座談会」
戦前の郵趣界のことを調べる基本文献の一つが『切手趣味』のバックナンバー。『郵楽』とともに興味深い記事が多く、なかなか有益です。その『切手趣味』第12巻1・2号(昭和10年7・8月)に、興味深い表題の記事が掲載されています…