ひと月ほど遅くなってしまいましたが、今年7月で『正しい切手の集め方』が刊行50年になりました。僕が本書を買ったのは、藤沢の江ノ電百貨店に入っていた有隣堂であったと記憶しています。有隣堂というのは、神奈川随一の書店であり、…
カテゴリー: 文献
『日本切手精集』
昔から時々見返す定番の本が、こちら。『日本切手精集』。中身を語る必要がないほど、皆さんもよくご存知だと思います。 カラーページを、ひたすら眺めて良し。解説をじっくり読むも良し。そして、村田氏の郵趣遍歴を読むのも、また楽し…
『江崎グリコ株式会社と切手キャンペーン』
「東京ワンフレームチャンピオンシップ2025」出品(「全日本切手まつり」でも展示)作品集を、ご恵贈いただきました。 震災氏のチューインガム作品も同じですが、頭の固い自分には全く出て来ない発想なので、こうした作品を作ろうと…
改訂新版『つくろうマイアルバム』
以前に、1978年に刊行された本書の初版を紹介したことがあります。初版はJUNEXで先行発売されて、その時に並んで印南さんのサインを扉にしてもらったもので、四十数年前の懐かしい思い出です。 それから、若干月日が経った19…
『たのしい切手入門』
本書は、たぶん子供向けに書かれた最後の入門書ではないかと思います。昭和57年の発行ですから、1982年ですね。学研の「入門チャンピオンコース」の一冊としての刊行ですが、これには「ジュニアチャンピオンコース」という先行シリ…
『最近の情報』218号
『最近の情報』218号を、ご恵贈いただきました。ありがとうございます。 巻頭の「越中富山局の二重丸型日付印」は労作であり、極めて重要且つ貴重な報告例が掲載されています。中身はナイショと言うことで、消印にご興味のある方はぜ…
『ふいぶる』は意外と手が込んでいた
昔々『ふいぶる』というフリーペーパーがありました。一応、定価も表示されていましたから、売り物という形ではありましたし、発行も形の上では「ふいぶる社」と言う独立した社名を使っていた、なんとも不思議なもの。ですが、実際は切手…
『趣味の切手マガジン』終刊号?
常に『スタンプマガジン』→『スタンプクラブ』と、比較対象される存在の『少年切手マガジン』→『趣味の切手マガジン』。発行元は、度々変わり弘報出版→エルム→あかしや出版→青冬社と変遷しています。 『スタンプクラブ』とは異なり…
「郵趣文献の収集と活用」
先日、友人と郵趣文献に関するデータベースの話をしました。 僕は、二十数年前から個人で「郵趣雑誌記事データベース」を作っています。作り始めた理由ですが、単行本は書名だけ覚えれば事足りるのですが、雑誌の掲載記事となるとタイト…
あれから40年・・・
この話題、失念していたのですが1ヶ月遅れとなってしまいました。『スタンプマガジン』改題『スタンプクラブ』が見かけ上の廃刊になったのは、1985年3月号。そして、その翌月に初代と同じ誌名の『スタンプマガジン』として、大幅に…