最後の小判切手として、明治25年5月6日に発行された新小判切手の3銭。超地味、かつ展開の難しい切手でもあります。 一般的に入手しやすい郵便使用例としては、明治32年4月1日の料金改正によって、書状の基本料金が3銭に値上が…
カテゴリー: 日本切手
10円鹿コイルの繋ぎ目
10円鹿のコイル切手。シート切手は散々使いましたが、コイル切手は発行がかなり遅かったので、使った記憶が全くありません。たぶん多くの人がそうだと思います。 下の画像は、そんな10円鹿コイル切手のリーフからの1枚。7枚ストリ…
田沢旧大正毛紙5厘の使用例
このブログで扱う日本切手の中で、ぶっちぎりで扱うことが少ないのが田沢切手。なぜなら、僕が好きではない切手だから。ということは、モノを持ってないということ。 画像は、そんな田沢切手の中から旧大正毛紙5厘の使用例。もちろん発…
第1次新昭和秀山堂
画像の使用例は、大川如水氏から荒井国太郎氏へ宛てたもので、もちろん郵趣家便。郵趣家便でなければ、このような使われ方はしないと思います。文面は、原稿のお礼でした。 この使用例、30年前に入手してからずっと第2次昭和女工の使…
第1次新昭和・前島15銭
第1次新昭和切手の前島15銭は、塔30銭に次いで面白い切手なので、集めておられる方も多いようです。 画像の切手は、白紙で刷色は暗い緑。その場では、なんだかよくわからないまま「偶発ではなさそうだ」と思ったので購入したもの。…
隅田川関屋の里
1966年発行の国際文通週間「隅田川関屋の里」。題材は、誰もが知ってる北斎『富嶽三十六景』の1枚です。 「関屋の里」がどの辺かと言うと、『江戸名所図会』によれば木母寺(現墨田区)から牛田村の隅田川沿い一帯を指していること…
第2次昭和・東郷5銭
小学6年生の時に昭和切手に興味を持ち始めたのですが、その頃に何かの本で初期使用の大切なことを読みました。もちろん、初期使用のカバーであるとか、単片満月などというのが小学生や中学生に買えるわけがありません。 ですが、子供は…
「東海道五拾三次」切手
1回目、2回目と買い漏らしていた「東海道五拾三次」切手が、20日の3回目の販売で、ようやく買えました。9時販売開始で、9時8分には完売。それが、今日の午前配達で到着。 この切手、あちらこちらで評判が良いですが、実際に手に…
旧小判2銭紫
旧小判2銭紫を5枚貼った使用例。5枚がブロックだったら良かったのに、単片5枚ですからちょっと気が抜けます。旧小判の同一切手複数貼りカバーを見ていると、ブロックってホントに難しいですね。圧倒的に単片の複数貼りが多くて、ペア…
菊切手・5銭
随分と前に作ってから放置状態の菊切手5銭のリーフ。どのくらい前かと言うと、リーフの製造年を見たら1991年なので、29年前ですね。ちょうど、晴海で国際展が開催された年になります。 上2段は製造面で、1段目に未使用で色調を…