この話題、失念していたのですが1ヶ月遅れとなってしまいました。『スタンプマガジン』改題『スタンプクラブ』が見かけ上の廃刊になったのは、1985年3月号。そして、その翌月に初代と同じ誌名の『スタンプマガジン』として、大幅に…
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『さくら日本切手カタログ』2026
STAMP-SHOWの会場で、割引で購入。1500円でした。日本のカタログは、基本的にいわゆる『組合カタログ』を使うので、『さくらカタログ』は久しぶり。前回買ったのはCD版の2021年でしたけど、紙となるといつだったかな…
『郵便100年日本の切手』北上健
昨日、郵趣誌『いずみ』の最新号の話しをしました。『いずみ』→ いずみ切手研究会 → 北上健氏と連想するのは、僕の年代以上だと思います。なにしろ子供の頃から、いずみ切手研究会と北上健氏はセットで有名でしたからね。 北上健と…
『いずみ』389号
昨日届いた『いずみ』389号。 到着前から気になっていた記事は「汽車延着印」で、興味深く拝見。紹介されたマテリアルの数々を見ていると、明治時代の郵便職員の丁寧さと言いますか、職人魂とでも言えるような取扱に、現代郵便事情を…
『Stamp Rader』の廃刊・・・
3月は「別れの季節」。僕自身も小学校や中学、高校、大学の卒業式と全てよく覚えていますが、それらは次のステップへの過程であったため、特に感慨深さというものは無かったと思います。 ですが、郵趣雑誌の廃刊となると話しは別で、大…
コロタン文庫『切手全百科』
一応、こんな本もあります。小学館発行のコロタン文庫の中に収められている『切手全百科』。昭和54年の発行で、著者はあの平岩道夫氏。 内容は大部分が、日本切手の白黒写真で発行名とか発行日、額面、図案説明、発行枚数が掲載されて…
『教養としてのビジュアル切手百科事典』
先日配本になった同書。最初にパラパラと捲ったところ、なんとも言えない違和感が・・・。たいてい、こうした違和感って当るんです。学生の頃から、数千冊の本に接して身に付いた「感覚」ってものでしょうか。そこで、この違和感を知るた…
Stanley Gibbons “Stamps Of The World”
どんどん分厚くなり、冊数が増え、そして価格が高騰している世界切手カタログですが、毎年新版が出ているのは、スコットとギボンズの2種類。そのうち、ギボンズには親版と簡略版があり、親版は数年から国によっては10年近くも新版が出…
2冊の『日本切手の集め方』
画像は、天野安治氏による『日本切手の集め方』ですが、左が1980年の初版で、右は1988年の改訂新版。もちろん、左の初版は刊行と同時に買いました。高校生の時です。 今でもよく覚えていますが、一読した後の感想は「つまらない…
50年前の『スタンプクラブ』に思う
なんとはなしに「50年前のスタンプクラブってどんなだったかな?」と思い、書庫から1974年のファイルを引っ張り出して来ました。12月号の巻頭特集は「注目 ローラー印」と題して、著名な生物学者で現行消印の大家だった水野虎杖…