僕と同じ年代(1970年代前半に小学生)の人は、「10円じゃ何も買えないよー」「ライスチョコレートがある!」というCMをよく覚えていると思います。そのライスチョコを製造していた東京産業(略称トーサン)は、1987年に文字…
カテゴリー: 外国郵便史
ハンガリー・タイプWの完納印
画像は、ハンガリー1841年のプレ・スタンプ使用例。発信は Debreczin というハンガリー西部、ルーマニア国境に近い都市での使用例。Debreczin というのはドイツ語表記で、ハンガリー語ではDebrecen で…
スウェーデン・オスカー2世
以前にも書きましたが、スウェーデンのオスカー2世は消印を楽しむ切手で、日本で言えば新小判の2銭切手みたいなもの。スウェーデンでは、オスカー2世切手の『消印カタログ』なんてものまで出版されています。 下の画像は、そのオスカ…
スウェーデン国連軍エジプト派兵
画像のリーフは、スウェーデンの軍事用郵便書簡の使用例の一つで、1956年に勃発した第2次中東戦争に関係するもの。 第2次中東戦争が始まると国連軍の派兵が決まり、それにスウェーデンも加わることになりました。国連軍の目的は、…
スウェーデン・こんな消印が!
先日閉幕したG7広島サミット。ゼレンスキー大統領の電撃的来日のインパクトがあまりにも強すぎて、サミット=ウクライナ問題的な印象が残ったのは僕だけではないと思います。もちろん、他の問題についても話し合われたことは承知してい…
ハンガリーの消印・タイプF-y2sv0
ハンガリー19世紀の消印は、ホントに複雑極まりないと思います。僕が知っている範囲で、これ以上の国は今のところ知りません。 その一端は、これまでに全日展やジャペックス、幾つかの国際展でご覧に入れたので、もしかするとご記憶の…
ハンガリー・1836年書留使用例
ハンガリーのプレスタンプから、1836年8月7日付けの書留カバーで、中身の手紙が残っているので日付が特定できます。 押されているのは、Gyula局のタイプC・サブタイプZ3と分類されているもの。この郵便局の開局は、まぁま…
ハンガリー・プレスタンプ
久しぶりのハンガリー消印ネタ。ちょっと良いものが手に入りました。 差立印はタイプCと分類される楕円形印で、下部に装飾文様が入るサブタイプz2。局名は “B. Komlos ですが、通常はドイツ語表記の …
中国・バイリンガル印
即売で、1通50円のカバーを2通選んだら「3通でも100円」とのこと。ならば、もう1通ということで選んだのがリーフのカバー。特に中国切手を集めているわけではありませんが、選んだポイントは抹消印のバイリンガル印に惹かれたか…
ネパール・1958年3倍重量便
画像は、約30年ぶりに作り替えたリーフのカバー。貼られた切手は、1941年発行の2 Pice 切手が9枚で合計18 Pice 料金。そして消印を読むと、Chautara 局で2014年2月10日であることがわかりますから…