画像は、ネビスが発行した一群の浮世絵切手からの一枚。当たり前ですが、カリブ海に浮かぶ島国であるネビスと、広重や浮世絵は1ミリの関係もございません。単に、僕のような物好きを目当てに発行したものですけど、一応は切手です。 こ…
カテゴリー: 外国切手
切手帳の整理(2)
切手帳の整理について、昨日は日本の円単位切手をご覧に入れましたが、今日は外国切手の代表ということで、切手帳王国の一つであるイギリスです。 画像は、1936年発行のエドワード8世切手帳。イギリス切手のばあい、マーチン・シリ…
フランス・ボルドー版
中学生の時に『モーパッサン短編集』を読み、そこに描き出された普仏戦争時のパリの生活や、戦争が人々に与えた影響に興味を持ちました。ボルドー版は、まさにモーパッサンの時代の産物であり、モーパッサンが描いた人々の生活に直結する…
パラグアイ・各国の古典機関車
画像は、パラグアイが1972年に発行した「各国の古典機関車」というシリーズ。たぶん、小学校2年生の時に切手収集というものを教えてくれた父親が、最初にくれたストックブック入りの鉄道切手の中に入っていたものだと思います。 子…
西ドイツ・城と館10pf
以前に50pfを紹介した西ドイツの「城と館」シリーズから、今日は10pf。このシリーズ、基本的に発行形態はコイルと切手帳で、一部例外的に郵趣家向けにシートで発売されています。 下のリーフは、コイルと10pf単独の切手帳使…
オーストリア・風景シリーズの印刷違い
オーストリアの通常切手は、戦前、戦後ともに興味深いシリーズが多いですね。図案的にも、集めて楽しいものが多いですし。もし、外国切手初心者に「ヨーロッパでどこか一国を」と言われたら、オーストリアのちょっと突っ込んだカタログコ…
シエラレオネ・D51
画像は、シエラレオネが1991年開催の日本国際切手展を記念して発行したもので、もちろん収集家目当ての、いわゆる「好ましくない切手」の1枚。描かれているのはD51形蒸気機関車で、国際切手展とは全く無関係なのは説明するまでも…
スイス・テルボーイ
スイスの通常切手には、戦前、戦後ともに良いシリーズが幾つもありますが、1909年から発行が始まった画像のテルボーイもその一つ。もう一つの図案であるウィリアム・テルと同一のシリーズ群を作っていて、テルボーイが低額面、ウィリ…
デンマーク・凹版帆船切手の2つのタイプ
デンマークの通常切手と言えば、王冠と剣を描いた正方形のクラシック切手を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、波と数字を組み合わせた数字図案シリーズ、そして今回ご紹介する帆船図案シリーズも、良い切手としてデンマークを代表す…
米国・近年の局型プリキャンセル
米国切手と言えば、プリキャンセルが一つの収集分野となっていますが、どうも昔からシックリとしない分野でもあります。プリキャンセルの楽しみ方がわかっていないからだとは思うのですが、あの画一的な局型プリキャンセルは、なおのこと…