先日届いた『郵趣』9月号に文化人シリーズの記事が掲載されており、興味深く読みました。というわけなので、文化人シリーズの使用済をご紹介します。 僕の日本切手単片使用済コレクションは、マーキュリー図入りアルバムを使っています…
投稿者: 郵趣手帖
『郵趣鶏助集』第7輯
日本を代表する古参郵趣会として著名な、日本郵楽会創立70年を記念して刊行されたのが本書で、会員のコレクションから単品で或いはリーフの形で、ご自慢のマテリアルが紹介されています。 既に、多くの方がお持ちだと思いますが、本書…
ネパール・局長印加捺切手付封筒の使用例
画像のカバー、切手付封筒なので本来は表面を見せるべきなのですが、それではこのマテリアルの価値が見えないので、裏側を見せて、表面は60パーセントの縮小画像にしてあります。できたらオープンカバーにしたいのですが、それだとリー…
越前国蔵作郵便局の開函証印帳
8月22日の「1通の葉書から」の記事の中で、越前国足羽郡所在の蔵作局について若干触れましたが、下の画像は同局の開函証印帳からの一部。本来は簿冊形態であったはずですが、バラされた状態で二丁分、5月1日から31日までの1ヶ月…
ネパール・初期葉書の使用例
画像は、ネパールが1887年に初めて発行した葉書の使用例です。この葉書の本当の使用例というのはとても少なく、入手には苦労が付きもの。時々オークションに出品されているのを見ることがありますが、当時ネパール国内に居たインド人…
種まき・カメオ型30サンチーム
画像は、フランスが1907年から発行を開始したカメオ型30サンチームの刷色オレンジ。30サンチームは、このオレンジから線描き型からカメオ型へと変わっています。 長期間(1907〜1920年)製造された割には貧弱なリーフで…
1通の葉書から
画像のリーフは、越前国大野郡に所在した中手(なかんて)局のKG印で抹消され、隣りの局である蔵作へ宛てたもの。蔵作局の到着印もあります。 中手局は、明治17年7月1日開局で、20年3月31日に廃止。蔵作局の方は、明治13年…
目からウロコだったはなし
子供の頃に郵趣雑誌や解説本で「切手商で目打ゲージは使うのはご法度」。という趣旨の話を、よく読みました。もちろん僕は小学生だったので、目打ゲージで測って珍品を探し出すなどは、無縁の世界だったことは言うまでもありません。でも…
菊切手20銭
菊切手20銭のリーフ。もう全くつまらない、しょうもないリーフですわ。 上段は、未使用の色調違い。色は、この2種類だけなのでこれで上がり。せめて、色だけは怪しげな使用済ではなくて、未使用で見たいもの。更に進むと色と目打の関…
年賀特別郵便の復活
台風が去って、再び死ぬほどの暑さが戻ってきましたが、そんな時に季節的に場違いな年賀状です。もっとも、我家には郵便やメールで「おせち料理」のカタログが幾つも届いていますから、あながち変なことではないのかも・・・。 画像は、…