ネパール・裁判所公用便

やっと、魔の2週間が終わりました。
12月22〜28日までは長男。
12月29日から昨日までは四男が居候。
数日ならよいのですが、2週間も誰かに居座られるとねぇ・・・。
空気が薄くなった気分というか、なんというか。
家内も同じなのですが、基本的には日常を2人でマッタリと過ごしたいのです。
これで孫とかに来られたりでもしたら、拷問に等しいかもです。

今日は、新年早々ですが裁判所の話題。
画像は、ネパールのスタンプレスカバーですが、裁判所が裁判所に宛てた公用便になります。
中央にある四角いハンコは Dhankuta 所在の裁判所の封印で、その右下にある日付印が Dhankuta 局1943年12月12日の郵便印なのですが、この日付はビクラム暦なので、西暦に直すと1887年3月24日になります。

表面の宛先は、イタチャパリという裁判所。
この裁判所は刑事事件専門の裁判所で、反逆、殺人、窃盗、強盗などのほかに、ネパールらしく牛殺しも扱うところ。
所在地は Katmandu で、左上に Katmandu 同日の着印が押されています。
この消印タイプは “Types of Kathmandu Datestamps” というもので、細別20タイプに分類されるのですが、押されているのはタイプ 8。
このタイプの使用は1887年に限定され、更にこの年は3タイプを併用しているところから、それなりに希少度の高い日付印になっています。

このカバーは二十数年前にインドのカルカッタの業者から購入したもの。
購入当初はほとんど素性がわからなかったのですが、長い年月をかけて少しづつ解明してきて、やっとこの程度になりました。

ネパール・裁判所公用便」への2件のフィードバック

  1. 私の場合、娘夫婦が孫を連れて、大晦日と元旦にいました。
    それだけでも疲れますね。
    孫らが帰った途端、女房と共に、やっと楽になったと こぼしています。

    1. 本年も、よろしくお願いいたします。
      そうですよねぇ。
      2人だけの生活だと、気ままで楽ですもの。
      三浦さんのおっしゃること、よくわかります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *