田沢切手のいただきもの

ジャペックスの時に、久しぶりにお会いした方からのいただき物です。
「お前は、会の雑用をよくこなすからご褒美だ」
というのが下さった理由で、有り難いことです。

注目したいのは、満州国の公用封筒が使われている点で、この辺のことにはまるっきり疎い自分としては、初めての入手品。

貼られているのは、田沢切手の新大正毛紙1銭が2枚と5銭が6枚で合計32銭ということで、重量便の書留使用例。
書留ラベルと、書留表記が良い感じです。

消印は、HSINKING局1934年3月24日の欧文印で抹消された米国行きで、同局で押した「神戸局経由」が目立ちます。
神戸の欧文中継印は3月28日、裏面にはニューヨークの中継印4月14日とガードナーの到着印4月16日が押されています。

満州国の封筒に、日本切手を貼って米国へ差出されたカバー。
興味深いカバーを、ありがとうございました。

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