今年は・・・

今年は、色々とありました。
32年間勤めた県庁を早期退職して、自分で事業を始めました。
鉄道を文化として捉えて展開するコンサルタント業なのですが、幸い旧知の方々に助けていただきながら、鉄道会社、百貨店、マスコミ、博物館展示業者、自治体などと一緒に仕事をしながら、これまでに無かった隙間を埋める専門的な仕事として、なんとか回っています。

退職に伴い、ド田舎に住む必要がなくなったことから、引越もありました。
実家のある鎌倉や、家内の地元の港区は高くて買えないので、行き着いた先は千葉ニュータウン。
綺麗な街並みに、ちょっと自転車に乗れば里山もあります。
それに買物天国。
唯一の欠点は北総線の料金の高いコト!
なぜか隣の駅まで300円。
田舎の電車より高いです。

『郵趣手帖』の日記も5代目となり、12月で17年目に突入。
今までは、大手プロバイダーの既成ブログを使っていたのを、自前のサーバーに切り替え、独自のドメインに。
やっぱり、自前にすると面倒な制約がなくて使いやすいですね。
今後も、このスタイルで続けます。

ここまで書いて、切手の話が全くないので、下の画像をどうぞ。
2004年の国際文通週間から、東海道五十三次「平塚」。

この切手、なにげなくボーッと見ていると見落としてしまうのが、街道を走る飛脚です。
この部分を拡大したのが下の画像。

飛脚といえば郵便の前史として、切手収集家にとっては親戚みたいなもの。
飛脚状を集めていなくても、飛脚制度には多少の興味を皆さんお持ちだと思います。

飛脚には、幕府の公用便である継飛脚と一般の人が使う町飛脚がありますが、ここに描かれているのは独歩しているので町飛脚と思われます。
これに対して継飛脚と思われるのが、2017年に発行された東海道五十三次「府中」に描かれています。

それでは、明日からの2020年もよろしくお願いいたします。

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