随分と前から、巷で囁かれていた料金別納郵便の切手による支払額の変更が、日本郵便からやっと発表されました。
うわさ通り、5万円以下の場合のみ切手で可能。
これで益々、額割れシートの使い道が狭まります。
僕は過去に、田舎住まいだった頃に地元の郵趣会で知りあった方の遺族から、多量のシートの処分を数回頼まれたことがあります。
額面合計で数百万円分になることが多く、それを40〜50万円単位でヤフオクで処分。
それが、ほぼ額面の9割前後で売れていました。
落札者の送品先を見ると、個人名であることはなく事業所宛ばかり。
恐らく、別納用に購入していたのだと思います。
それが、今回の改正で切手による納付は5万円以下となると、多くが切手では実際問題として難しくなると思われます。
ということで、今後の額割れ切手の動きに興味が出てきました。
以前にも書きましたが、そもそも日本郵便が民営化された後も、旧郵政省時代の切手が使えることは太っ腹であると言えます。
この太っ腹。
いつまで太っ腹でいられるのでしょうか??
蛇足ですが、切手を処分された遺族の方には手数料なしで、精算しています。
中には、1割とか2割くださろうとする遺族もいらっしゃいますが、全て断っています。
そのかわり、ご褒美として空になったボストークバインダーをいただいています。
ご存知のとおり、近年のバインダーは恐ろしく品質が低下。
それに対して、古いバインダーは耐久力に優れているのです。
(それでも、ギボンズのバインダーの頑丈さに比べれば足下にも及びませんが)
お陰様で、一生買わないで済むくらいの量の空バインダーがストックできました。