今月末の北欧ミニペックスは、研究会創立50周年記念がお題目。
結成の動きは1974年の初夏頃からあり、『郵趣』1974年7月号に結成へ向けての呼びかけが掲載されています。
そして、準備会を重ねて会報の創刊準備号が発行されたのが、1975年4月。
下の画像は、その準備号の表紙です。

正式な創刊号は、6月10日発行号になります。
そして50年が経ち、今年のミニペックスを迎えるわけですが、どこの研究会もそうですが山あり谷ありの50年。
改めて創刊号からの会報を見直すと、その時々の会の状況を鏡のように写しています。
真面目に解散が討議された時もありましたし、そこをなんとか乗り切って今日があります。
思えば、JPSの部会は消滅してしまった会も数多くあり、そのうちの幾つかには僕も入っていましたから、消滅への道筋も体験しています。
中には、内部分裂を起こした会もありました。
北欧の素晴らしいところは、歴代に変な事を言う人がいなかったことでしょう。
もちろん、あくが強い人や、仲間同士で馬が合わない事もありました。
ですが、足の引っ張り合いは無かったと記憶しています。
色々な事情で執行部から、身を引いた人もいましたが、その後は自ら無言で退会という道をとったり、あるいは一会員として、投稿や切手展へ参加を続けたりされていました。
そうした人達を含めての、素晴らしい人材に恵まれた50年だったのだと思います。
そうでなければ、半世紀も続くことはなかったでしょう。