ネパール・書留封筒

画像は、ネパールが1980年4月13日に発行した書留封筒の使用例。
日本では、現金書留以外では「書留」と名がつく封筒はありませんが、海外ではそこそこ見る事ができます。

画像の使用例は、1981年1月2日にカトマンズ市内局(Singha Durbar 局)から、アメリカ・ニューヨーク宛に差出されたもので、ニューヨークには1月19日に到着しています。

表面に押された紫色の四角印は、カトマンズ中央局で海外宛の書留手続きを行ったことを示しています。

この書留封筒は、そもそもが国内用(郵便料金30 paisa+書留料金2 Rupee)なので、裏面には4 Rupee 80 Paisa 分の切手を加貼しています。

見慣れない人が本カバーを見ると「なーんだ、消印がふらふらじゃないのさ」と思われると思いますが、ネパールでは、これでもマシと考えなくてはいけません。
もちろん、スカッとしたものに出会えれば取り換えますが、これが意外と難しいのですよ。実際・・・。

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