路面電車の押印機

昨日、米国の郵便路面電車による押印処理例をご紹介したところ、関連するコメントをいただきました。
そこで、今日は郵趣マテリアルではありませんが、下記の写真をご紹介です。

画像の写真は、都市名は不明ですが、郵便路面電車の内部です。

右側面にドアが見えますから、正面が運転室方向になります。
カメラは郵便室内からの撮影ですから、正面の金網とガラス窓に区切られた向こう側が運転室。
その手前に設置されている赤丸で囲った機械が押印機になりますが、その下には動力部も見えます。

撮影者が立つ背後が、区分棚が並ぶ区分室になります。

ここで、ついでと言ってはなんですが、動画を一つご紹介。
1903年にワシントンDCで撮影された郵便路面電車に関する動画で、郵便馬車と郵便路面電車の郵袋受け渡しが記録されています。
注目されるのは、郵袋を受け取った郵便馬車の行き先で、そこは郵便局ではなく列車に横付け。
恐らく、郊外に向かう鉄道郵便車に積み込むのであろうと思われます。
郵便路面電車→郵便馬車→郵便列車
という流れが記録されています。

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