東武鉄道の鉄郵印

昨日は北欧例会で目白へ。
その前日は鉄道例会だったので2日連続の目白通いですが、日並びの関係で第1土曜と第2日曜が連続してしまうことが時々あります。
そうなると、今回みたいに2日連続になってしまうわけですね。
昨日は、例会前にショールームを覗くとリーフのところがスカスカ。
「このスカスカ感はなに?」
と思いよく見ると、カラーリーフがありません。
たまたま棚の整理をしにきた売り子さんに「アイボリーとかのカラーリーフって、たまたま在庫が無いの?」と聞いたところ、なんと廃番になったそうです。
またしても郵趣用品の淘汰が判明・・・。
けっきょく、ボストークの方眼リーフはオリジナルの白色のみが生き残っただけになってしまいました。

さて、本題ということで画像のリーフは最近の入手品です。
知人が「こんなの出てますよー」とヤフオクを教えてくれたので、ポチりました。

「鉄道郵便送致証」なので、郵便物とは異なりますが、押されているのが「千住久喜間」ということで、もうお分かりだと思いますが、東武鉄道の鉄郵印です。

今では、関東の中でも大きな路線網を持つ東武鉄道ですが、最初の路線は北千住〜久喜駅間で明治32年8月27日の開通。
この24マイル63チェーンの区間を出発点として、現在の大きな路線網に発達して行きました。

そして画像の消印ですが、拡大すると下記になります。

ご存知のように、鉄道郵便線路は駅間ではなく局間なので、千住郵便局と久喜郵便局を結ぶ路線と設定されています。
このため、駅は北千住駅でも路線としては「千住」と表記されます。

この「送致証」は上り列車のものなので、東京方面へ向かう列車に積み込まれた郵袋のものですが、積み込み駅が杉戸駅であることが杉戸郵便局の証示印で分かります。
杉戸駅は、現在は東武動物公園駅と改称されています。

自分の手元には、今まで東武鉄道の鉄郵印は戦後のものがあっただけなので、今回は初期のものを加えることができました。
教えてくださいまして、有り難うございました。

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