著者の了解を得ずに勝手にパクるなよ

なんで、こうも変な会なのでしょうか。
どこがって?
それはね、鉄道郵趣研究会です。
僕は、幾つもの研究会に入っていますが、ぶっちぎりでおかしい・・・。
まぁ、いろいろと。
理由は簡単なのです。
長いこと、特定の人だけで動かしていたから、神経がマヒしているのです。
会社で言えば、硬直した組織ってやつですね。
会社や役所は、適正な人事異動を行って常に新しい風を入れるじゃないですか。
それが出来ていないから、世の中との著しい乖離が起きるのです。

で、今日の怒りは、私のブログ記事を勝手に無断転載して記事にしようとしていたこと。
僕は、若い頃から自分が属している学会の学術雑誌の編集委員や、郵趣界では数誌の編集を行ってきましたが、こんなことは経験上初めての出来事でした。
著作権保有者の許諾も無しに勝手に記事って、いったいなんなんだよ。
きっと、編集者としての倫理感など持っていないのでしょうね。
こうした編集担当を野放しにしている、執行部の責任問題でもあると思います。

現在、僕はこの編集担当者の更迭を求めています。

幸い、マヌケな編集者が転載した記事を送ってよこして「校正しろ」ということから、事件が発覚!
たぶん、ご本人は「著作権」という言葉を知らないのでしょう。
文化庁が定期的に著作権講習会を開いているので、それを受講することをオススメいたします。

僕の仕事である鉄道文化事業関連の中には、著作活動も含まれており、依頼があった時の文字単価は20円以上なのです。
つまり、1文字20円ですね。
19円以下では、よほどのことが無い限りお断りしています。
パクられた記事の文字数は、1080字程度ですから80字分はオマケして1000字で2万円分の無断転載です。
これって、編集人が2万円払ってくれるのかな?
代表を通じて抗議はしていますが、本人からは何も言ってきません。
まぁ、いいですけどね。
今後、一切のお付き合いはお断りですから。

スジが通っていれば、なんのことはないのです。
事実、他のところからブログの転載依頼があって、無償で提供しています。
転載の依頼さえ事前にもらえれば「あんな愚文でよろしければ、どうぞ」で済むだけの話し。
歳だけ取っても、世の中の順序を知らないとはね・・・。

編集人が代表へ宛てたメールが、代表から回って来ました。
違和感満載のメール。
実際にお見せしないと感じが伝わらないと思いますので、引用として画像を掲載しておきます。

この中で「後から許諾を得る」つもりだったようなことが書かれていますが、1万パーセントそんなことを考えているわけがありません。
なぜなら、彼の無断転載は2度目。
数年前にも同じことがあったのです。
その時も、かなりイラッとしましたが、仏心で「まぁ、しゃーないな」という感じで流してあげたのです。
もちろん、事後に転載許諾の話しなんてありませんでした。

それにしても、面白いのが下6行分の文章。
全く反省なんかしてないでしょ。
「(僕の)意向であるならば記事には止めておきましょう」的な書き方。
なんだこれ?
この失礼極まりない書き方。
このような表現に対して、代表もスルーして僕に転送です。
本来ならば、このメールを受け取った段階で、問題の本質を理解していない編集人に説き聞かせ、再提出させるのがあり方のはず。
そのような事すらしない代表って・・・。
ご両人ともに、バッカッじゃねーの。
と思わずにはいられません。
両名ともに、無断転載という行為が犯罪行為であることをご認識か?
僕の著作物を無断転載しようとしていたくせに「相手(僕)の意向なので、掲載は止めます」という、なんたる言い草。
とても、一般常識がある人とは思えません。
編集人、代表のお2人は、自分たちをどのようなご身分だと勘違いしているのでしょうか??

書く方も書く方だし、しれっと転送して来る代表も全く反省しているようには思えません。
火事場に燃料を投下して、どうするつもりなのでしょう??

このばあい、代表としてするべきことは、単なる転送メールや代表が書いた事務的な言い訳がましいメールではなく、本人に直接謝罪させることが最優先でしょう。
問題が拡大しないためにするべきことは、適切な対応なのです。
この適切な対応方法を間違えると、火事場に燃料投下になってしまいます。

僕だって失敗は多くしてきました。
でもね、失敗と気がついた時の対応の仕方しだいで心が通じるんです。
なにはともあれ、事実確認が取れしだいに速効で謝りに行く。
遠いところまで、電車に乗って行ったこともあります。
怒っていても、相手はその行動を読み取ってくれるんですよ。
つまり「ごめんなさい」と思っている気持ちの現れの尺度として。
なぜなら人間同士だから。

こんなメールとか、代表が送ってきた事務的な文章のメールをもらっても心が動くわけがない。
逆に「お気軽メールで済む程度のことにしか思ってないのね」って、こっちは思う。
人の心を動かす重さを知らない人とは、付き合いたくないな。
編集人も代表も、寂しく、貧しい心の持ち主なのだと思います。
僕は、人の心を動かしたり、感動を与えてくれる人が好き。

読んでくださる皆さんには、今回もつまらない記事で申しわけありません。
たぶん不愉快に思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、皆さんも、他人の記事を扱う時には十分お気をつけください。
記事の転載や写真の掲載について、郵趣界はホントにルーズなところが多いと思います。

明日で、仕事が一つの区切りになります。
たぶん、明後日からはブログも多少は通常モードに戻れると思います。
よろしく、お願いいたします。

著者の了解を得ずに勝手にパクるなよ」への2件のフィードバック

  1. いつも楽しく拝見しております。初期の頃からの読者です。
    鉄道の芳しくない例会については噂として聞き及んでいましたが、ブログ主様の記事を読んで納得しました。
    それに加えて会報までメチャクチャな編集とは、心中お察しいたします。
    他の方のコメントにもありましたが、解体的な出直しが必要という印象です。
    これからも郵趣界随一と賞されている貴ブログの、ますますのご発展を期待しています。

    1. いとう さま
      初期の頃からと言うと、二十数年もご覧いただいているのでしょうか?
      長い間、ありがとうございます。
      例会の立直しをしたいのですが・・・。
      なにぶん、代表が例会の本質を全く理解してないようで・・・。
      困ったものです。
      会報のパクリ事件は、いまだに編集人から「ごめんなさい」「すみませんでした」どころか、「申し訳ない」の一言も言ってきません。
      来たのは、病気をや忙しいことの言い訳を書いた、とんでもないメールが一通だけです。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

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