仕事の関係で、ちょっと更新が止まってしまい申しわけありませんでした。
毎日、ぷらぷらしているように見えると思いますが、一応、まだ多少は働いているので・・・。
下のリーフは、田沢旧大正毛紙3銭の使用例なのでどこにでもあるものですが、消印が南満州鉄道のものなので多少は良いかと。
消印は、こんな感じ。
大連長春線ですから満鉄の大動脈で、その中で大連奉天間の下り一便での使用になります。
差立は湯崗子であることが、差出人住所からわかりますが、この湯崗子というのはリーフ右側の路線図を見てもわかるとおり、大連と奉天のほぼ中間に位置します。
この湯崗子というのは、満州最大の製鉄の町であった鞍山地区にある温泉地として有名で、差出人も「湯崗子温泉ニテ」と書き込んでいるので、きっと旅行者か湯治客だったのでしょう。
このカバーは、二十代の頃に偶然入手したものですが、当時、日本切手収集でブイブイ言っていた人に見せたところ「耳紙付の満月だから、剥してリーフに貼るといいよ」と。
「いやいや、そんなことはないでしょ。剥してしまったら、マテリアルの情報量が半減しちゃいますよ」とは、先輩には言えないので黙っていましたが、そんな発想を持たない外国切手収集家で良かったとは、今でも思います。
本当ですね。
水はがししなくてよかったと思います。
はがしてリーフにはっても、単なる消印の羅列と競争切手展で評価されることもある今日です。
いつも、ありがとうございます。
水剥しを勧められた時には、それこそ目が点になりましたねぇ。
「世の中に、こんな発想があるのか」と。
満州消リーフで、「郵趣」の裏表紙を飾ったこともあります。
当時だったら、水剥しして切手か消印のリーフへとする方も多かったと思います。
どちらでも通用するものなので、田沢の単片(第一コーナー)とするなら、確かに水剥ししたくなります。
TさんとAさんでは、意見が分かれたかもしれません。(失礼しました!)
いつも、ありがとうございます。
Tさん、懐しいなぁ。
その昔、約束の時間に来ないのですよ。
なんの事はない、二日酔いですっぽかされちゃったわけ。