第2次円単位10円染井吉野からの1リーフ。
鉄郵印の使用例を整理したリーフですが、北から貼り込んであるので、このリーフは北海道になります。
多くが子供時代の10キロボックスからの戦利品なので、カットされた大きさがバラバラなのが美観上の欠点。
そのため、二重ザブトンで大きさを整えています。
北海道の鉄道と言えば廃線が相次いでいますが、このリーフでは下から2段目の右端、最下段の2枚が廃線もの。
下から2段目の右端は日高本線で、消印データは「苫小牧・様似間/40年3月2日/下一」。
僕が学生の頃は札幌から急行「えりも」が様似まで1日に数本も走っていて、様似で襟裳岬行きの国鉄バスが連絡していました。
夏休みは、すごく混んでいた記憶があります。
下段の左は池北線。
データは「池田・北見間/41年6月6日/上二」。
この路線は、国鉄時代の1987年に第三セクターに移行したのですが、それも長続きはせず2006年に廃止されてしまっています。
そして、その右は青函航路で、データは「青森・函館間/40年10月18日/上三」。
以前にお話ししたように、青函航路の船内ポストに投函しても鉄郵印が押されることは極めて少なく、そうした意味でちょっと良いマテリアルです。