ネパール・1959年通常葉書

画像は、ネパールが1959年4月16日に発行した4paisa の通常葉書。

この葉書、本来は1956年10月11日にネパールがUPUに加盟したことを受けて発行が企画されたものですが、なぜか大幅に発行が遅れてしまったもの。

UPU絡みの発行ということで、海外に送られることも想定されており、それまでのネパールの葉書とは大幅に異なる仕様になっています。
そもそも見た感じが立派(あくまでもネパールの葉書として)なのは、葉書としては初めて用紙に西洋紙を用いたこと。
なにしろ、それまでの葉書はネパール紙という繊維質が高く、全く漂白されていない紙でしたから・・・。

そして、印刷もインドに発注。
Gorkha Patra Press 社という、これまでにも切手印刷を発注していた会社での印刷です。

この葉書、未使用よりも使用済の方がかなり高価。
もともと使用された数も少ないようで、気が利いた使用例となるとかなりの入手難ではありますし、作為的に作られたものが市場に転がっているので要注意です。
ということで、使用済はまだ未入手。
製造上のバラエティの報告も無いので、使用済を入手して1リーフに収めたいのですが・・・。

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