画像は、イギリスが1937年5月13日に発行した「ジョージ6世戴冠式記念」切手から定常変種のリーフです。この切手、見てのとおり地味なのですが、けっこう定常変種が知られている記念切手として、ギボンズ専門カタログでもページ数…
月: 2022年11月
BCOF 切手の解説
” Gibbins Stamp Monthly” 11月号に、’THE AUSTRALIAN BCOF JAPAN OVERPRINT ISSUES’ と題して、4ページに…
第3次昭和切手3銭の仮貼から
久しぶりに引っ張り出してきた、第3次昭和切手の仮貼リーフ。入手したマテリアルを、取りあえず順番に貼っておいてときどき見直します。それを繰り返すと、あるとき「あれ?」と思うことが出てきますね。1回や2回見たところで、どうし…
ネパール・1959年通常葉書
画像は、ネパールが1959年4月16日に発行した4paisa の通常葉書。 この葉書、本来は1956年10月11日にネパールがUPUに加盟したことを受けて発行が企画されたものですが、なぜか大幅に発行が遅れてしまったもの。…
『Railway Stamps』224号
昨日届きました。隔月発行で、表紙を入れて20ページ。その中に、目次で数えると14本の記事が詰っています。 JPSの研究会報は数誌に目を通していますが、1号当りの執筆者数が最も多いのが本誌。 各研究会報にはそれぞれの特徴(…
スウェーデン・都市交通
スウェーデンが1995年5月17日に発行した「都市交通」。リーフのタイトルは「路面電車」となっていますが、切手には馬車軌道も含まれているで、ブログのタイトルでは「都市交通」としておきます。 スウェーデンのコレクションでは…
四日市ボタ印
カバーに貼付された切手は藁紙の目打10ですから、赤2銭の藁紙としては最も一般的な組み合わせ。押されているのは四日市局のボタ印で、明治18年6月19日ロ便。そして、裏面には宛地である大阪の20日ニ便の到着印が押されています…
スウェーデン切手発行のルール
以前にも書きましたが、中学生の頃にスウェーデン切手の美しさに惹かれたものの、新切手でさえ日本で買うとなるとちょっとお高く、なかなか手が出せない国でした。1970年代後半で切手帳の完本を含まないイヤーセットが7000〜80…
『切手収集を始める人のために』
切手収集の入門書は色々とありますが、その中で古くから名著と言われていたのが、昭和38年に刊行された坂輔男氏の『切手収集を始める人のために』。多くの初歩者向けの郵趣書が出版され、「入門」とか「集め方」というネーミングが幅を…
スウェーデン・オスカー2世の鉄郵印
画像のリーフは、スウェーデンのオスカー2世通常切手シリーズからの2リーフ。この切手には凸版印刷と凹版印刷の2種類の版式があるのですが、今回紹介するのは最初に発行された凸版の方で、発行は1885年。 世の中には、消印集めを…