毎月2回ほど、食べ物関係の記事を寄稿する機会があるのですが、今月は8月なのでウニを取り上げました。
北海道では魚場を変えながら年間を通して水揚げがありますが、他の地域では夏の5〜8月を漁期としていることが多いようです。
日本人とウニとの関係は意外と古く縄文時代にまで遡り、縄文時代の貝塚からウニの貝殻が出土しています。
ご存知のとおり、ウニは「寿司ネタ」や「ウニ丼」などの生食が多いですね。
僕も寿司屋では必ず「ウニ軍艦」を食べますし、北海道や三陸地方に行けば「ウニ丼」はどんなことがあっても、地元の人が行くようなお店を紹介してもらって食べています。
下の画像は、昨年発行された「ウニ・イクラ丼」の切手。美味しそうな質感ですね。
生食は美味しいのですが、残念がら日もちがしないというのが最大の欠点。
そこで、開発されたのが観光地のお土産でよく見る「汐ウニ」。
この「汐ウニ」の製法の開発は意外と古く、江戸時代の福井藩で開発されたもの。
この江戸時代の「汐ウニ」は、保存が効くということで将軍家にも献上されるほどになり、「からすみ」「このわた」と並んで日本三大珍味と呼ばれるようになりました。
ただ、美味しいものは程々にしないといけません。
コレステロールが溜まりますからねぇ・・・。
寿司屋では4個までと自主規制中。