ネパールが、1954年4月15日に発行を始めた通常切手シリーズです。当時のネパールにしては、なかなか立派な平版印刷なのですが、それもそのはずでインド製の切手。 田型で揃えた内では、高額面3種が難しいですね。スコットカタロ…
月: 2021年2月
第4次ローマ字入り・1000円吉祥天立像
この切手の発行を知ったのは、『スタンプクラブ』1975年5月号。発売日には必ず買っていたので、4月21日のはずです。表紙一面にドーンと迫力のある切手として載っていたので「スゲー」と思うと同時に、あまりに高額面なので諦めの…
小判葉書の朝鮮使用例
小判葉書は、使用例が色々と面白いですねどこか、楠公葉書の面白さに通じるところがあります。 画像は、在朝鮮の仁川局での使用例。明治27年9月15日イ便で、配達印は美濃神土局で9月22日イ便ですから、ちょうど1週間かかってい…
「佐賀線全通記念」小型印
見てのとおり、シミが気になるので取り換えたいのですが、なかなか思うように出物に出会えません。 佐賀線は、佐賀県の佐賀駅と福岡県の瀬高駅を結んでいたローカル線でしたが、昭和62年3月に廃線となってしまいました。 その佐賀線…
『2.26事件戒厳令下の郵便検閲』
2.26事件の戒厳令に伴い郵便検閲が行われ、対象郵便物には大形で立派な検閲印が押されているのは、その希少性と共に有名ですね。僕も「1通欲しいな」とは思いますけど、まぁ、それは無理というものでしょうねぇ・・・。 その2.2…
配達局名記載推奨
以前にも、配達局名記載については紹介したことがありますが、今日はリーフでのご紹介。 震災葉書には、ご丁寧にも住所欄が印刷されていますが、その中には配達局名を記すスペースまで設けられています。この配達局名表記を遡ると、なん…
戦時特例
画像は、切手が貼っていないカバーなので、一般的にはつまらないマテリアルとされるもの。そんなジミな使用例を、少しでも役立てようと郵便史的に整理してみました。 言うまでもなく、昭和20年1月に出された「戦時特例」に基ずく書留…