今日は、日曜なのでJAPEXは3日目の最終日ですね。
僕は、自宅で仕事です。
今年は「新昭和切手75年」ということで、ガイドブックの表紙は下の画像のように1次新昭和1円第1コーナーの田型。
この切手、最初は気がつかなかったのですが、よく見ると額面単位「E」字が「6」に変化しているポジション2を含んだ田型であるという演出つき。
上の表紙から、ポジション2の拡大が下の画像です。
新昭和切手では、この変種は古くから有名でしたから、代表する1枚としてはよいかも知れません。
昭和23年に刊行された三島良績・八田知雄両氏による『昭和切手詳解』には既に記録されています。
さて作品ですが、楠公葉書の作品は本当に素晴らしかったですね。
グランプリです。
以前とは異なり、日本切手関係でも製造面を示す様々なマテリアルが市場に流通するようになったので、本作品のように、今までとは異なるアッと驚く衝撃的な作品が展開できるようになりました。
こうしたマテリアルは、展開の都合上から冒頭に配されますので、その作品に対する強烈なインパクトになります。
よい、作品を見させていただきました。
手押標語印の作品は、データ的、解析的にも勉強になりましたし、風景入通信日付印の作品は、風景印を競争展作品に仕上げるという、自分には全く考えもつかない展開に、これまた勉強になりました。
こうした刺激は競争展ならではのもので、皆さんありがとうございました。
個人的には会場で偶然お会いした文化大革命氏から、たまたまブログで扱った文革切手について、多くのご教示をいただきました。
こういうのも、ブログの効用ですね。
ありがとございました。
夜の部は、恒例の外国切手収集家の宴会。
気心の知れた面々なので、話しも弾みます。
そう言えば、例年だと貿易センターの展示会場は、JAPEX以外にも各階で何がしかの会場として使われているのに、今年は静かだったですね。
このような時期に、いろいろと方策を立てて開催して下さった方々、ありがとうございました。