今年は、フランスの切手図案家、および彫刻家として著名なガンドンの没後30年にあたります。ガンドンと言えば、まず最初に頭に浮かぶのは下の切手。 「ガンドンのマリアンヌ」と呼ばれる、超有名シリーズ。第2次世界大戦終了後のフラ…
月: 2020年8月
今どき・・・
偶然目にした某オークション。出品されていたのは、偽物の手彫切手。注記を読む限りの印象では、確信犯的な匂いがプンプン。普通、あんな注記はしませんね。それに、写真の演出もすごいなぁ。 手彫切手の専門収集家ではなくても、一般的…
強烈ですねぇ・・・
以前から、強烈な切手ナンバーワンだと思っていましたが、拡大したら強烈度が更に増しました。 オーストリアが1973年に発行した「薬物との戦い」というキャンペーン切手。同様な麻薬撲滅キャンペーン切手は世界中から発行されていま…
ポーランド・2次帆船シリーズ
画像は、ポーランドが1964年と65年に発行した帆船を描く通常切手シリーズ。単色凹版印刷の、良い切手だと思います。ここで「第2次」と書いてあるからには、「第1次」というのがあるわけで、1963年発行の8種セットがそれ。画…
西ドイツ・城と館シリーズ
リーフの画像が3枚。西ドイツが1977年から1987年までの10年間に渡って発行した「城と館」シリーズ。料金改正によって3グループに分かれるので、それぞれで1リーフの計3リーフというわけ。 このシリーズ。一般的に使われて…
種まき25サンチーム1枚貼
1907年発行の、種まきシリーズ25サンチーム切手の使用例で、消印データはパリ1923年3月12日。宛地はチェコスロバキアです。この切手、もともと発行された当時は15グラムまでの外国料金用だったのですが、発行後に重量区分…
鉄郵印・会津若松荒海間
画像は、旧菊15円に鉄郵印。カバーからカットされたものですが、90円料金ですから定形外速達だったのでしょうか?それでも、ピタリと一致はしませんが・・・。 消印部分を拡大して、正位置に回転させたのが下の画像。データは「会津…
東都葵ヶ丘の滝
画像は、セントビンセントが1999年に発行した「北斎150年」記念シートからの1枚で、「諸国滝廻り」から「東都葵ヶ丘の滝」を図案としたもの。 こうして見ると、どこか田舎の小さな滝のように見えますが、タイトルに「東都」とあ…
私の外国切手カタログ入門
外国切手を集めていれば、当たり前ですけど外国切手カタログが絶対に必要になります。それで、僕がいつ頃からそれを意識しだしたのかは覚えていませんが、そのきっかけになったのは、子供向けの名著『切手集め大作戦』を読んだ時なので、…
45年前の夏
今からちょうど45年前。池袋の東武百貨店で開催された「万国切手博覧会」。主催は実行委員会形式だったのですが、『スタンプマガジン』のライバル誌であった『少年切手マガジン』を出していたエルム社も大きく関係していて、『別冊少年…