画像は、昔、なにかのロットを購入した時に入っていたもので、単品ではまず買うことがないもの。
理由はどうであれ、入手したものなので一応アルバムに整理されてはいますが・・・。
宛名を見てもわかるとおりの郵趣家便で、裏面には「この封筒も一緒に返送してほしい」という趣旨の書き込みがあります。
消印は、下諏訪局で昭和25年8月4日。
それにしても、貼り方がすごいですね。
手元にあった切手を総動員して、貼り合せたような使用例。
45銭は2枚貼って、切りがよい90銭にしてはいますが、10銭と合わせて1円という計算でしょう。
30銭は4枚で1円20銭なので、3円80銭という使い道に困る切手を貼って5円にするという按排。
結局のところ、ピッタリ8円分に調整して、当時の第1種基本料金にしています。
で、ここまで書いてよく考えると、自分も同じようなことをしているわけです。
仕事で定形外の書留速達を送る時に、しこたま額割れ切手を貼っています。
先日などは、あまりに細かい額面を貼りすぎて、局員さんが計算間違いをするくらいでした。
今も昔も、郵趣家の手元に余った切手の使い道は同じですね。