画像は、シエラレオネが1991年開催の日本国際切手展を記念して発行したもので、もちろん収集家目当ての、いわゆる「好ましくない切手」の1枚。描かれているのはD51形蒸気機関車で、国際切手展とは全く無関係なのは説明するまでも…
月: 2020年4月
やっぱり郵趣家はいいですね
JPSのホームページにあるイベント・スケジュール。7月まで各種行事が「開催中止」の表示で、見事に埋まっています。まぁ、世の中の状況を見れば当然ですね。 個人的には、微妙なところで「秋もどうかなぁ」と思っていますが。 今日…
『ジュニア切手マガジン』
子供向けの切手雑誌と言えば、郵趣出版が出していた『スタンプマガジン』後に誌名を改め『スタンプクラブ』が定番ですね。もちろん、僕も小学生時代の創刊号から大学時代の終刊号まで、愛読していました。 画像の『ジュニア切手マガジン…
スイス・テルボーイ
スイスの通常切手には、戦前、戦後ともに良いシリーズが幾つもありますが、1909年から発行が始まった画像のテルボーイもその一つ。もう一つの図案であるウィリアム・テルと同一のシリーズ群を作っていて、テルボーイが低額面、ウィリ…
第3次ローマ字入り100円コイル
1979年4月2日発行の100円コイル。この切手の登場は、けっこう衝撃的でした。当時、僕の郵趣情報の主要入手先は『スタンプクラブ』と『郵趣』。前者は15日が発売日で、後者は月末に郵送配達。 3月15日発売の『スタンプクラ…
旧小判30銭11L
画像のマテリアル。「どこかで見たような・・・」と、思われる方もいらっしゃると思います。 タネを明かせば、鳴美が4月4日に開催したオークションのカタログの表紙を飾ったもの。 小判切手の最高峰と言われる、30銭の目打11L。…
「楠公はがき物語り」
僕の楠公はがき入門は、『官葉』3巻3号(1977年)に掲載された「楠公はがき物語り」から。著者は、はがきならこの人と言われた山岸福治氏です。 当時、楠公はがきの流れを解説したまとまった解説は無かったと思います。楠公はがき…
小型カナ入りはがき1銭「ロ」の変種?
画像は、小型カナ入りはがき1銭ロ。綺麗な四日市の記番印以外には、特になにもない普通の使用例です。 極めて普通のマテリアルなのですが、丁寧に見ていたら「あれれ・・・」と思うことが一点ありました。それが下の画像です。 赤丸に…
ネパール初期の抹消印
いつ、どこへ出品したのか忘れてしまったのですが、手元に下の画像のリーフがあります。テキストを読むと、ネパール初期の抹消印について初歩的なことが書かれているので、競争展ではなくてミニペックス向けの作品であることは間違い有り…
デンマーク・凹版帆船切手の2つのタイプ
デンマークの通常切手と言えば、王冠と剣を描いた正方形のクラシック切手を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、波と数字を組み合わせた数字図案シリーズ、そして今回ご紹介する帆船図案シリーズも、良い切手としてデンマークを代表す…