画像は、小判はがき5厘の使用例の一部カット画像。ご覧のとおり消印がフラフラなのですが、3個押されているのでデータ的に読むには問題はありません。「敦賀/越前・一・一八・に」 KB2型なので、それ自体では使用年はわからないし…
年: 2020年
今年の1冊
今年も、多くの郵趣文献が刊行されました。もちろん、その全てを入手しているわけではありませんが、入手した中から興味深かった、印象に残った1冊がこれ。 古くからの収集家はご記憶のことと思いますが、29年前に東京で開催されたP…
フランス・国際鉄道会議
画像は、フランスが1937年5月31日に発行した「第13回国際鉄道会議」記念2種セットの中からの1枚。 描かれているのは、パリ・オルレアン鉄道のE500形電気機関車。フランス国鉄は1938年に国有1社と大手私鉄5社が統合…
明治4年郵便料金表
『横浜郵趣』のバックナンバーを見ていたら、こんな付録が出て来ました。 明治4年の横浜郵便役所開設に伴う郵便料金表なのですが、「横浜ヨリ近傍村々へ届状賃銭表」が後ろの方へ付いています。 自分がもともと鎌倉出身なので、「鎌倉…
東京西ノ久保ってどこよ?
新小判切手5厘に「武蔵/東京西ノ久保」の丸一印。 この西ノ久保の消印は多く見られて、自然と集まった単片やカバーの中に気がつけば、何点もありました。 無作為に入手して何点も有るということは、それなりに取扱量が多い局なわけで…
スイス・第3次建造物シリーズ
ボストークの「図入りスイス切手アルバム」に整理した初歩的なリーフです。 スイス切手と言えば、今は無きクールボアジェ社の美しいグラビア印刷の記念切手や慈善切手を思い浮かべる人が多いと思いますが、普通切手は1936年から連邦…
『The United States Stamp 1847〜1869』
前回、WIPA’ 81 で石川良平氏がインターナショナル・グランプリを米国クラシックで受賞したことに触れましたが、その作品をオールカラーの豪華本にまとめたのが、この本。 序文を、Raymond H. Well…
WIPA’ 81の使用局
画像のカバーは、1981年にオーストリアのウィーンで開催された国際切手展WIPA’ 81 の公式封筒を使用した、北アイルランド宛の使用例。 消印は WIPA’ 81 の事務局専用の WIEN WI…
琉球・米貨暫定1ドルの使用済
画像は、琉球米貨暫定切手から1ドルの仮貼りリーフからの1枚。以前にもお話ししましたが、このシリーズの切手は誰もが見向きもしないようなものでも、疎かにはできません。 例えば、下のリーフに貼ってある切手は田型こそ消印が読めま…
ロコモーション号
イギリスのワイルディング・シリーズを全日展に出品したことがありますが、画像に切手は見えるものの、今日はワイルディング・ネタではありません。今日の主役は機械印。 日本では、機械印と言えば標語印とか広告印で、それらにも多少の…