『最近の情報』218号を、ご恵贈いただきました。ありがとうございます。 巻頭の「越中富山局の二重丸型日付印」は労作であり、極めて重要且つ貴重な報告例が掲載されています。中身はナイショと言うことで、消印にご興味のある方はぜ…
カテゴリー: 文献
『ふいぶる』は意外と手が込んでいた
昔々『ふいぶる』というフリーペーパーがありました。一応、定価も表示されていましたから、売り物という形ではありましたし、発行も形の上では「ふいぶる社」と言う独立した社名を使っていた、なんとも不思議なもの。ですが、実際は切手…
『趣味の切手マガジン』終刊号?
常に『スタンプマガジン』→『スタンプクラブ』と、比較対象される存在の『少年切手マガジン』→『趣味の切手マガジン』。発行元は、度々変わり弘報出版→エルム→あかしや出版→青冬社と変遷しています。 『スタンプクラブ』とは異なり…
「郵趣文献の収集と活用」
先日、友人と郵趣文献に関するデータベースの話をしました。 僕は、二十数年前から個人で「郵趣雑誌記事データベース」を作っています。作り始めた理由ですが、単行本は書名だけ覚えれば事足りるのですが、雑誌の掲載記事となるとタイト…
あれから40年・・・
この話題、失念していたのですが1ヶ月遅れとなってしまいました。『スタンプマガジン』改題『スタンプクラブ』が見かけ上の廃刊になったのは、1985年3月号。そして、その翌月に初代と同じ誌名の『スタンプマガジン』として、大幅に…
『さくら日本切手カタログ』2026
STAMP-SHOWの会場で、割引で購入。1500円でした。日本のカタログは、基本的にいわゆる『組合カタログ』を使うので、『さくらカタログ』は久しぶり。前回買ったのはCD版の2021年でしたけど、紙となるといつだったかな…
『郵便100年日本の切手』北上健
昨日、郵趣誌『いずみ』の最新号の話しをしました。『いずみ』→ いずみ切手研究会 → 北上健氏と連想するのは、僕の年代以上だと思います。なにしろ子供の頃から、いずみ切手研究会と北上健氏はセットで有名でしたからね。 北上健と…
『いずみ』389号
昨日届いた『いずみ』389号。 到着前から気になっていた記事は「汽車延着印」で、興味深く拝見。紹介されたマテリアルの数々を見ていると、明治時代の郵便職員の丁寧さと言いますか、職人魂とでも言えるような取扱に、現代郵便事情を…
『Stamp Rader』の廃刊・・・
3月は「別れの季節」。僕自身も小学校や中学、高校、大学の卒業式と全てよく覚えていますが、それらは次のステップへの過程であったため、特に感慨深さというものは無かったと思います。 ですが、郵趣雑誌の廃刊となると話しは別で、大…
コロタン文庫『切手全百科』
一応、こんな本もあります。小学館発行のコロタン文庫の中に収められている『切手全百科』。昭和54年の発行で、著者はあの平岩道夫氏。 内容は大部分が、日本切手の白黒写真で発行名とか発行日、額面、図案説明、発行枚数が掲載されて…