リーフサイズが悩ましい・・・

昨日はzoom例会日。
21時に始まって、終わったのは日付が変わった0時過ぎ。
話題には事欠かないので、毎回いろいろな話しが出るので刺激を受けます。
皆さんと話しをしていると「久しぶりに出品(競争展に)しようかな・・・」なんて気にもなったりするのですが、その気が実現するかは未知の世界。
最後の出品は2015年になりますから、8年前ですね。

実は、出品するにあたって一番悩ましいのがリーフのサイズ選び。
過去11回のうち、大判リーフが1回で、他はゴッドンサイズで出品しています。
ゴッドンサイズを選んでいるのは、切手とカバーの双方ともに収まりがよい大きさなんですね。
あのサイズを考えたフランク・ゴッドンは、さすがだと思います。

ところが、ネパールを出品するにあたっては、当初から問題をかかえていました。
それはシートの見せ方で、下の画像がそれ。

ネパールの初期とセカンドシリーズの収集では、シートが重要な意味を持ちます。
単片やブロックでは不可能な印刷時期(setting)の特定が、シートだと可能であること。
つまり、シートは4×10枚と4×9枚が有り、それに加えてシートマージンの銘版の内容により印刷時期(setting)の特定ができるわけです。

下の画像は実際の出品作品のリーフで、ゴッドンサイズのリーフにシートが貼ってあります。
シートの天地サイズがリーフの天地サイズとほぼ同じことから、リーフに切り込みを入れてシートの一部を裏側に出し、表側に書込みを入れてあります。
その際に切手が確認できるように調整し、画像では4×9枚シートであることがわかるようにしてあります。
リーフとシートサイズの関係を考えると、これがベストの解決方法だったのですが、これが意外と不評。
となると、次回の出品を考える時はリーフ選びをゼロベースから始めなければなりません。

最も考えやすいのは、ちょっと背を高くしてレターサイズ。
手持ちのレターサイズにシートを当てはめてみると・・・。
残念ながら「焼け石に水」。
ゴッドンサイズより僅かに解決はされますが、やはり書込みスペースの確保が難しい・・・。

と、なると・・・
最も避けたいA4サイズを使うしか選択の余地がありませんし、A4にあててみると確かになんとかなるサイズではあります。

ところが、シート問題が解決できても、今度は新たな問題が・・・。
それは切手とカバーのリーフをどうするか・・・。
カバーはもちろん上下2通貼りなのですが、A4サイズでは高さがありすぎて通常の書込みではスカスカに・・・。
消印データに宛地。
それに料金解析。
特に記すべきノート。
郵便史だとダラダラと多少の書込みは良いですが、伝統郵趣には伝統郵趣としての書込みがありますからねぇ・・・。
ゴッドンサイズだと、小型のカバーなら上下2通、中型以上なら1通貼りでちょうどよかったのですが・・・。

単片やブロックの切手にいたっては、更に貼るスペースが多すぎです。
これは困った・・・。

時々、A4サイズに日本の縦長封筒が貼ってあるのを見ますが、天地が空いてしまい間が抜けたリーフになっているのを見かけます。
僕としては、あのような空白が目立つリーフはなんとも避けたい。

「あちらが立てばこちらが立たぬ」じゃないですけど、リーフのサイズ選びは、なんとも悩ましいのです。
さて、どうしましょうか?

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