第2次昭和7銭

第2次昭和切手の東郷7銭。
昭和19年4月1日の料金改正で、第1種料金がそれまでの5銭から7銭に値上がりしたため、改刻、改色、料額変更のうえ発行されたもの。
ですが、やっぱり乃木は紅色、東郷は緑色が美しく、シックリとします。

色は朱色とだけされていますが、実際は濃淡がありますし、初期の頃のまぁそれなりの印刷から、終りの頃になると白点の目立つ荒れた印面まで、色々とあります。
上段の単片4枚がそれですが、個々人で様々な見せ方があると思います。

この切手は輪転版しかありませんが、第2コーナーブロックは偶数分割のもの。
気が向けば奇数分割を入手しても良いのですが、その時は第1コーナーに限りますね。
そうすると、耳紙が左右の外側に向くことになって、リーフの収まりがよく見栄えもいいでしょう。

問題なのは、最下段の銘版10枚ブロック。
昔、入手したのはこんなのが多くて・・・。
今だったら、買わないかな。
この切手は、第2次昭和では珍しく銘版が3種類もあるのですが、「内閣印刷局製造」のこれ1枚しかありません。
これから、他の2種を揃えるのなら3枚ストリップがいいですね。
ついでに、ここにある「内閣印刷局製造」も買い替えると、3枚ストリップに統一されて美しいかも。

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