西ドイツ・城と館シリーズ

リーフの画像が3枚。
西ドイツが1977年から1987年までの10年間に渡って発行した「城と館」シリーズ。
料金改正によって3グループに分かれるので、それぞれで1リーフの計3リーフというわけ。

このシリーズ。
一般的に使われているのは切手帳とコイル切手ですが、画像はシート切手から田型で揃えたもので、これは郵趣家に特別に販売されたもので、普通に郵便局で買えるものではありません。

第1次シリーズは、1974年7月1日から1978年12月31日までの料金に対応したもの。

第2次シリーズは、1979年1月1日から1982年6月30日。

そして、最後の第3次シリーズは1982年7月1日料金改正以後のものです。

ここで注目して欲しいのは、第1次シリーズの40、50、70ペニヒの切手の色が緑、赤、青系統の色ですね。
そして、料金改正後の第2次シリーズにも緑、赤、青系統の新切手が発売されています。
ここまで書くと、もうお解りでしょう。
UPUの規定色ですね。
切手の多色刷り化が進む中で、規定色制度は崩れていくわけですが、西ドイツはこの時期でも、それを守っていたというわけです。

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