国際観光年50円

画像は、1967年10月2日に発行された「国際観光年」2種の中から50円。
皆さんも、ボストーク図入りアルバムの中に収まっているのではないでしょうか。
横山大観「霊峰飛鶴」の美しさを、存分に伝える大形切手の秀作ですね。

実は、この切手は小学生の頃の憧れの一枚。
初めて見たのは、江ノ電江ノ島駅前にあった本屋兼文房具屋さんの店頭。
店名はなんて言ったかな?
そのお店では切手も扱っていて、そこで見て「なんて綺麗なんだろう」って思ったのが最初なんですが、高くて子供には買えない切手。

今、当時のカタログで確認したら750円もしています。
お小遣いが300円の時にです。

この切手の美しさですが、下の画像を見てください。
綺麗なグラビアスクリーンで、濃い色から薄い色への色調の変化がよく表現されています。

日本画特有の研ぎ澄まされた美しさを伝える、世界中、どこに出しても恥ずかしくない切手です。

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