青一・やっと確定

画像の青一。
いつ、どこで入手したのか全く覚えていなくて、はてしなく昔からストックブックの片隅(ホントに隅っこです)でヒッソリとしていた1枚。

覚えているのは、何度かプレーティングを試みたものの、途中で挫折して行き場を失った切手であること。
そもそも、消印が悪くてプレーティングには向かない切手ですね。
ハンコが邪魔すぎ。

それが昨日、どういう風の吹き回しかわからないけど、なんか気になってしょうがない。
ということで、ストックブックから取り出してルーペを覗きながら格闘です。

通常の5倍ルーペの他に、消印が邪魔してる部分は10倍、15倍ルーペで見て行きます。
「N」、「銭」、「1」、「E」、「郵」・・・。
その結果、4版であるとの確証を持ったのですが、じゃあ、ポジショニングに使えそうな特徴は?
と、探すとありました。ありました。
桐の茎の途切れが2ヶ所。
4版はシートが残っているので、シート写真で1番切手からルーペで覗いていくと、早々と4番切手にこの特徴と全く同じ欠点が。
念のため、右上の桜花の欠けも確認するとピッタリ同じです。
めでたく4版の4番切手と確定しました。

長年放ったらかしにしといた割りには、実に呆気ない幕。
プレーティングとは、こんなものなんでしょうね。
以前にも、同じことがありました。
一度や二度不明でも、しばらく寝かせておいて、違った目で見ると今まで見えていなかったものが見えてきます。

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