西ドイツ・城と館50pf

画像は、西ドイツが1977年から発行を始めた「城と館シリーズ」から額面50pf。
各国の通常切手を、安価に集められる使用済で収集している中からの1リーフです。

このシリーズの発行形態は、基本的にはコイルと切手帳の2種類。
ここで「基本的に」と書いたのには理由があって、通常販売ではなく収集家向けに100面シートでも発行されているからです。

リーフ上段はコイル切手。
コイル切手は日本と違って四方に目打が入っていますから、正確に言うと収集家向けに販売されたシート切手と分離するのは困難ですが、発行された性格からシート切手が混じる割合は極めて低い(決して0パーセントではありませんが)ことから、そこは無視してコイル切手としています。
左から2枚目の切手は裏側を見せていますが、ペア上部の切手に管理番号の一部が見えています。
この番号は、裏糊の上に印刷されているので、水剥しした使用済で見えることはほとんどなく、通常は未使用切手で見せるものですが、たまたま一部が残存したために番号は読めませんが、数字の極一部が見える状態となっているものです。

下段は切手帳。
上が上辺ストレートエッジ。中断が上下ストレートエッジ。下段が下辺ストレートエッジです。
連刷切手帳なので、集められる限り連刷を見せれるようにしています。

たぶん500円程度で、これ1リーフが出来ちゃっているはず。
ですから、多くの人に外国切手のこうした収集の楽しみ方を知ってもらいたいのですがねぇ・・・。

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