第1次新昭和・15銭

第1次新昭和切手の前島15銭には、これまでに多くのバラエティが報告されていて、塔30銭と並んで興味深い切手と言えます。

下の画像は、第4コーナーの8枚ブロック。
同じ第4コーナーの切手でも銘版が入っていると人気があるので、お値段も高くなってしまいますが、画像のように銘版無しだと、切手商も在庫として売れないので、超お買い得価格であったりします。

このブロックの左上の切手、つまり87番切手なのですが、1枚の切手の中にツッコミどころ満載という変わり種。

その拡大画像がこれ。

たった1枚の中に、5ヶ所も変種が入っています。
・「日」の中に点
・左枠の途切れ
・左辺の左に四角い突起
・額面数字「5」な大きな白抜き丸
・右辺全体にひび割れ

どうです?
すごいと思いませんか?

この切手、新井紀元氏の言うところの1α3版らしいのです。
「らしい」とは心もとない書き方なのですが、新井氏は87番切手の特徴としては「日」字の点しか特徴にあげていないわけで、他に大きな特徴が幾つもあるのに「なんででしょう・・・」と思っているところなんです。

本来、この特徴を全て備えていたのか、それとも別種の亜種なのか・・・。
答えは、どうなんでしょう??

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