『〈JAPEX〉出品ガイドブック』

さてさて、JAPEX直前ですね。
切手展で楽しみにしていることの一つが、初出品の作品を見ること。
リピーター出品者の内容は大体わかりますから、「あぁ、またね」みたいな感じで特別なワクワク感はありません。
それとは逆に新しい作品となると、「なんだ?どんなんだ?」と期待でワクワクするもの。
作品の完成度については出品者色々ですから、それは仕方がありません。
それよりも、新しいものを見る新鮮な感じが湧いてくるのです。

画像の『〈JAPEX〉出品ガイドブック』は、「初めて切手展に出品してみようか」と考え始めた方のために作成されたガイドブック。
たぶん、今は無いと思います。

これがですね、けっこうよく出来ているんです。
切手展に出品させようとする導入部に始まり、リーフ作りの初歩から、実例を示した作品作りの実際まで。
そして、Q & A形式で切手展への疑問に答える。
僅か63ページの中に、よく考えて作り込まれていると思います。

切手展を開催する以上、新しい出品者を常に確保しなければ、遅かれ早かれ切手展が行き詰まるのは目に見えています。
底辺拡大のためにも、オーソドックスではあるけれども本書のようなものが必要で、それを積極的にアピールするべきではないでしょうか。

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