『郵趣手帖』について

『郵趣手帖』というホームページの始まりは、2003年12月1日に開設したもので、これは現在では閉鎖されています。
この最初の『郵趣手帖』には「ネパールの切手解説」「ハンガリーの消印解説」「書き物」「文献紹介」「収集ノート」「郵趣日誌」の6個の大きなテーマがありました。
この頃の「日記」は、ブログといシステムがまだ黎明期で普及していなかったので、ホームページ内に毎回日付を書いて、日記風に仕上げたものでした。

転機が訪れたのが、2004年の末頃だったと思います。
それ以前からブログを利用し、色々な情報を発信していた収友の話を聞くにつれ、「考えようによっては、ブログも便利そうだなぁ」と思い始めたのです。
実を言うと、それまでは「ブログのシステムは、自由度が無くてつまらない」と、どちらかと言えばブログ否定者だったのですが・・・。
そのようなわけでブログに興味を持ち、ホームページ内の「郵趣日誌」をブログに移行しました。
これが二代目『郵趣手帖の収集日記』で、gooブログを使って2005年5月から2009年9月まで続きました。
これは、まだ残っているので下記のリンクからご覧いただけます。
gooブログ『郵趣手帖の収集日記』

その次にブログの引っ越しをして三代目となったのは、2009年10月でした。
もともと私がアップルのユーザーだったことから、アップルが始めたブログシステムに移行したわけですが、これがブログシステムとしての処理能力がかなり遅いという、全くのポンコツシステム。
自分が書いた記事のアップに、もの凄く(信じ難いほど)の時間がかかっていましたし、知人からも「閲覧するのに時間がかかりすぎる」という指摘をされるほど。
こんな調子だったので、2011年4月にソネットのブログシステムに移行しました。下記のリンクから見ることができます。
ソネットブログ『四代目 郵趣手帖の収集日記』

ソネットに移行した『四代目 郵趣手帖の収集日記』は、特に問題もなく約10年弱が経過しましたが、今年(2019年3月)、私が32年間勤めた県庁を早期退職してフリーランスとして仕事を始めたのを契機に、独自のドメインを取得して、ブログ以外のコンテンツも増やしていこうかと考えました。
ブログというのは、簡単に言ってしまうとデーターベース形式の日記みたいなものですから、検索機能があるものの、どうしても一覧性には向かないという欠点があります。
例えば、今回復活した中に「書き物」という項目がありますが、このコンテンツは僕にしてみたら名刺代わりみたいなもの。これまで、あちらこちらに投稿した記事タイトルを一覧の形で見てもらえれば、僕のことを知ってもらえる一助になりますし、中には「こんな記事があったんだ」と興味を持ってもらえるかも知れません。
このような考えから、いつのまにか日記だけになってしまったコンテンツから、複数のコンテンツの集合体に戻していこうかと考えています。
そのため、タイトルも『郵趣手帖』という旧名を復活させたしだいです。